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レビュー一覧

うそつきあくま

5点 4.4 121件
  • 4点 5
    62
  • 4点 4
    18
  • 4点 3
    11
  • 4点 2
    2
  • 4点 1
    2
  • 未購入レビューは星の評価(★)の対象外となります。
  • 2019-06-13
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    才能を職業にする者同志の恋愛は厳しい。尊敬も憧れも嫉妬も独占欲も優越感も劣等感もぜーんぶごちゃ混ぜになる。人生経験と読解力を要する内容かもしれませんが、複雑な感情を持て余す人間を見るのが好きな方にはハマるかもです。多少、流れが分かりにくいコマがあったのが残念ですが一応ハピエンです。でも読んでてこれは上手く行かない、と思いました。同じ事を繰り返して長続きしそうにない。なので、ラストにはちょっと違和感。でも、昨今のBLはハピエンじゃないと、読者には受け入れ難い風潮ですよね。だからこそ風潮に流されないラストも読んでみたかった。

  • 2019-06-08
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    独特の世界観で雰囲気が大好きな作者様です。双方ちょっと所々歪んでいます。でもだからこそ人間味たっぷり。あからさまにはドキドキするようなトキメキもキュンもないけれど、どんなに情け無くても、劣等感まみれでも、一緒に居るのが辛くても…もう二度と会わないと決めても。結局会いたくてたまらん!となるのが堪らない。終盤の攻めがじわじわと心に沁みました。ハッキリしないグダグダな感じがまた堪らない。絵柄は独特。しかし個人的に、ドキッとするような表情があり、多彩です。今作は攻めも受けも泣き顔がなんとも言えない感情がのっていて良かったです。

  • 2019-06-08
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    本当に本当にただただ素晴らしくて泣けました。相手を好きになればなるほどしんどさや切なさにもがき苦しんで、それでも好きでいることをやめられない。変化していく環境と人間関係のパワーバランスが絶妙で、リアルにドラマチックで最高でした。恋愛ものだけど恋愛だけではない、仕事や才能のありようやそれにまつわる尊敬や嫉妬など、複雑に絡まりあう感情のやり取り。感動しました。大好きです。

  • 2021-04-24
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    良い作品なのに評価を下げてしまってすみません。きっと私ってひねくれてるんだなぁって思います。どうしてもこの展開を素直に受け入れられない自分がいるのです。羨望、嫉妬、絶望、渇望こんなにも苦々しい想いが混在する世界の中で余利と宇郷の中に明確にあるのはただ"欲しい"だと思うのです。強烈なまでの独占欲。そういう思いは実感として誰もが心の中に持っているものだと思います。ただ彼らの場合その"欲しい"は常にそれに伴う"苦痛"と隣り合わせでした。お互いを必要としているはずなのに羨望心理が優先して自分に不足しているものを相手の中に見出してしまう…どうして人は自分の中にあるものに視点をあてて生きていけないのでしょうか…彼らはその"苦痛"を狡さでどうにか誤魔化していたのでしょう。でも、とことん狡賢くは生きられなかった…上巻でなんとなくストーリーの終盤に向けての予見はあったので下巻を購入するのを迷いましたが、紹介文にある、祈るような40Pに期待して読みました。結果下巻の途中までほぼ予想通りだったのに対し、最後の40Pが自分の中でやっぱり納得出来なかったのです。突然の4年の空白。その4年が地獄でなかったはずがない。きっと想像を絶する思いであったに違いありません。再会を果たして、けれどもその心中は複雑で自分自身、消化出来ないものが鬩ぎ合っていると思うのです。そのドロドロした醜い塊は唯一、自身の存在の証明で、それ故に受け入れ難くとも切り離す事も出来ないジレンマ…それ相応の懊悩があって然るべきではないかと思います。きっと二人の葛藤は終盤のセリフのやりとりの中に集約されているのでしょう。けれどもそれは私の中で思いのほかあっさりと流れていってしまいました。それも作者様の意図されるところであったのかとも思われますが、私としてはもっと人間としての本質的な所を見せて欲しかった…綺麗に終わり過ぎた様に思えてならないのです。そしてもう一つ気になる所。アシ兼まんが家の龍生君。他の誰をカレシにしても、彼を選んで欲しくなかった。私の望んだ展開ならばそれもアリだったかもしれませんが、この結末に…結局、余利も宇郷と同じ事を…いくら龍生君が素直にものを言える子でもこれはやめて欲しかった。ルサンチマンとしての宇郷の立ち位置。なるほどとは思うのですが、では、慢心して持てる者の傲りに準じたのは誰か…それも思慮してしまいます。

  • 2019-11-27
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    作者買いです。好きです、この作品。この二人の関係や気持ちがわかるのは、そこそこ大人なのかなーとは思いますが、まあリアリティしか感じられませんね。うん、ファンタジーではない笑。そこがこの作品のいいところだと思います。別れたいけど別れられない。束縛したいけどできない。大人ってそんなもんです。やらなきゃいけないことたくさんありますしね。でも絵とか台詞が優しくて、キュンとします。好きです。ありがとうございました。

  • 2019-08-13
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    先生の作品は「間」がどうやっても魅力的。とても素敵な作品で、後を引きます。これからも何度も読み返すと思います。

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    読み応えあり。攻めの先輩漫画家がまあ屈折してる。受けの後輩漫画家に感情移入して切なくなるんだけど、先輩の気持ちもわかるんだよなあ。かつてキラキラと尊敬の目でこちらを見ていた後輩がバカ売れして、それでも後輩は決して奢ったりせず謙虚なままなのに、勝手に才能を妬んで苦しくなってしまうのが。ところどころ笑えるポイントもあってシリアスになり過ぎないのも良。

  • 2019-06-08
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    なんて読んでてしんどい漫画なんだ!!最高でした!雁須磨子さんは短編も秀逸ですが長編もやっぱりいいですね。ぐるぐるとじれじれとギューンといろんな感情をいっぺんに味わわせてくれました。自信過剰は自信のなさの裏返し的な、言動が酷い攻めとひたすら尻尾振る包容力ある受けがくっついたり離れたり。大人の恋愛ってこういう感じになる時あるよねーってまさしく等身大。本当にどっかにいそうな2人でした。これは何度も読み返すと思います。しょぼくれおじさんになった宇郷さん、かわいいです。リバ…?と期待してしまう瞬間がありましたw宇郷さんもっと甘やかしたい。

  • 2019-06-11
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    もーもうもう。さすが重鎮というべきか、個性が突き抜けてます。登場人物みんな愛おしい。人間らしくみんなグルグル藻搔いてる様子に堪らない気持ちになりました。中でも宇郷が可哀想で可哀想で。虚勢も張れずに素直に気持ちを吐露する最後はなんとも切ないです。一方で2巻後半の、尊敬する宇郷の凋落に手を差し伸べながらも、どこか舌舐めずりするようにみる余利に、ぞくっとさせられました。愛憎こんがらかって、それでも離れられない二人をずっと見ていたくなりました。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    表紙がとても好みで読んでみたところ、中身も最高でした。好きな人に大切にしてもらえない人、好きな人を大切に出来ない人、どちらの苦しみもすごく丁寧に描かれています。自分のしたいことが相手にとって嬉しいことだとしたら、それはもちろん素晴らしいのですが、自分と相手は違う人間で、そうもいかないことが沢山あります。人と深く関わると、言葉を尽しても相手の全てがわかるわけではないということに気づきます。自分の思いとは反対に受け取られてしまうことさえあるのです。人と深く関わるというのはとても苦しいものです。それでも深く関わらずにはいられない、誰かを大切にしたい、そのような苦しさがこのお話には描かれていると思いました。