レビュー一覧

タイトル通りに奥手と策士の攻防戦です。春人の外見に伴わない心の声や想定外の奥手っぷりが可愛いです。策士・三國さんが春人の仕事の顔と素の顔のギャップに興味を持ち、惑わされ、どんどん惹かれる様子がいいです。春人視点と三國さん視点が交互に描かれる事で同じ事に対して2人がどう感じているのかが分かるので読者が置き去りにならないのも良かったです。クライマックスは三國さんの懐の深さと春人への強い気持ちと、春人が三國さんに恋をした本当のキッカケが描かれています。中弛みもなく、テンポ良く読ませて頂きました。みずかね先生のイラストも安定の素敵さも加わって☆5です！

ハマりました！面白かった〜！何かあるんだなっていう背景を感じながらも、ふわふわ明るい感じで読み進めていけました。とある場面は、自分にはツボすぎて大爆笑してしまいました。秘書君、愛いです。もう一ヶ所凄く好きな場面がありますが、とてもリアルに映像として脳裏に浮かんでホロリときてしまいました。（自分の涙腺は10年履き倒したパンツのゴム並みにユルイですが。）うん、とても楽しかったです！

タイトルの意味を紐解いていく物語だと思います。

な、なんて可愛い受けだ…！ルックス良し社会的地位高しのハイスペック攻め様 三國の「童貞だ」という嘘をすっかり信じ込み、自分こそ童貞でありながら遊び人を装い恋愛指南を試みる春人。二人のやり取りがコミカルに描いてあって、読んでてニマニマしてしまいます。みずかねりょうさんのイラストも美麗で眼福。後半で春人の重ねていた嘘が明らかになって、ちょっとシリアスな展開になりますがカラクリはちょっぴり期待はずれ。もうちょっと複雑な過去やシリアスな理由が絡んでたんじゃないかと想像してしまったので…。（調査の依頼人、仕事もしない穀潰しの旦那なのに、よく職場に潜り込むほどの時間と手間をかけた依頼が出来たなあ〜。弁護士と違って成功報酬じゃないでしょうに）三國さんが春人の可愛さにメロメロになっていく様が楽しかったです。策士と奥手の攻防戦、もう圧倒的に奥手の勝利でしたね。

BL小説部門2019上半期ベストから。モフモフやオメガバースが席巻してますがちょっと苦手なので、内容紹介がおもしろそうで評価も高く、みずかねりょうさんのイラストがすてきなこちらを読んでみました。すっごくおもしろかったです！あっという間に読んでしまいました。奥手がつたない手管でヘタを打つほどハマっていく策士。みなさんが話題にしてるキスマークのクダリはコレか〜！とニヤニヤしちゃいました。いつまでもトマトが爆発したような顔を向けていてほしいな〜。何度も読み返してます。

なんかあるんだろうなーと思ってたけどそんな落ちか…と少し残念なかんじはありましたが、キスマークのエピソードだけて星5つ行けます。

キスマークの真実。もうどこまでも勘違いしていてほしい(笑)楽しく読了です。

2人の駆け引きがとても楽しい。前半は楽しい嘘と勘違いが面白くテンポ良く読ませます。後半はちょっとだけシリアス。割と解決は早かったですが、大人でハイスペックな三國さんが振り回されるのはちょっと楽しかったです。春人くんのネタバレがもう少し一捻りあればもっと良かったかなと。コメディタッチなので楽しく読みたい時におススメです。

ひゃー可愛い！受けの春人がどちゃくそ可愛い！心の叫びが、仕草がたまらなく可愛い！自分が恋愛マスターのように振る舞えてるなんて、どの姿で思えるんだろう。そしてどんだけ文中に『童貞』を出してくるんだ海野さん（笑）！こんなに『童貞』に終始した作品読んだことないです。お話はタイトルの通り、策士と奥手が攻防してるんですが、後半に至って一捻り。そこからどう展開するのかハラハラしましたが、攻めの溺愛っぷりが勝ちました！もしかしたら作家さんのお話の中で一番好きかも。

作家さん買い。面白かった〜。人生が順風満帆で枯れかけている社長が、自分にベタ惚れの秘書とからかい半分で付き合うことになりますが、謎の多い秘書にハマり、翻弄されます。策を巡らす社長視点が多いのは珍しいかも。時々秘書の本音視点も可愛い。最後に無事に結ばれるシーンも良かったし、結ばれるまでの段階を攻め視点で楽しめました。エロエロ目的の方向けではないと思いますが、大満足です。