レビュー一覧

「楽園行き片道切符」のスピンオフでした。ヒーローの妹が今回のヒロイン。なんて好みなヒロインなんだ。仕事ができて性格もいいのに明後日な方向へ考えるヒロイン・・・その思いつきからであったばかりの相手に一目ぼれ。ヒーローはヒーローで同じ境遇で一目惚れで同じように隠し事。ヒーローが打ち明けたとき、ヒロインも言ってれば、と思うけどそうじゃないところがドキドキしていい。最後まで状況を考えて動くヒロインが好きです。

古い作品なのでしょうか？ページ数が多めなのです。そのせいか、数段階における展開が丁寧に書かれていて、いい物語です。読者はすぐに分かるのですが、お互いに素性を言えないまま惹かれ合って行くストーリー、いいですね。ヒーローの娘さんがいい味出してますよ。

ヒーローと別れた後は切なくてボロ泣きしましたが、数年後のお話が描かれていたのでとっても幸せな気分になりました。牧先生の作品はホントいいですね！

楽園行き片道切符のヒーローの妹がヒロインのスピンオフ作品です。お互いに立場を隠して知り合います。ヒーロー娘は、父親を取られると思い、ヒロインに暴言三昧。難しい年頃の娘の為に１度は別れた２人ですが、再会し、幸せになりました。大人の恋のお話です。

「楽園行き片道切符」のマックスの妹のお話。仕事のできるキャリアウーマンのヒロインは結婚はしなくても子供が欲しいと思っていたら、魅力的なハイヤーの運転手に惹かれます。ただの運転手だと思っていたらヒーローは社長で、社長の秘書だと思っていたヒロインは社長でと、お互い勘違いしたままの二人の関係が面白かったです。

パートナーはいらないけど子どもは欲しいという女性はさじ加減を間違えると激烈な嫌悪感を覚えるので、その一歩手前にいたサンプル段階のヒロインは微妙なところでした。たしか「原作者はリズ・フィールディングだけどこのキャラは……どっちか言うとギャフンと言うさまを見てみたい」がレンタルの決め手だったような。精子バンクをやめて古典的な方法を望む心の動きや、わが子の父親にしたい相手に恋をして心を寄せる様がきちんと書かれていたので、ヒロインを嫌いになることはなく、ラストは安堵しました。ヒーローも含め、ローティーンのように恋にもだもだする感じが良かった。

かわいい大人のお話しです＾＾大人になるとややこしい。資産があると特に・・・。建前と本音と責任と・・・。楽しく読ませていただきました。

お互いに出会った瞬間惹かれていたのですね！ハッピーエンドでよかったです

ヒーローもヒーロー娘も収まるところに収まったし、ヒロインもかっこ良くてハッピーエンド良かった

時々詩を読むような、そんな言葉がちりばめられていて、大人のティーンエイジャー並みな純愛なのにスゴく落ち着いて読めました。ヒロイン兄の話は随分前に読んでて、こっちの方が好みかも。