レビュー一覧

女にだらしがない攻めと健気な年上受けの話でした。攻めの鳴瀬が本当にどうしようもない男っていうのか、自分勝手でアホです。でも、攻めザマァな展開があるので、なかなか良かったです。出来れば攻めももっと懺悔する態度や言葉が欲しかったし、受けの滝川もあっさり許し過ぎ！と言う事で星を１つ減らしましたが、好みのお話でした。

ううう〜ん、お話は好きでした。やたら健気ででも芯のある雪哉は好感度高かった。あと素子も。ただ鳴瀬はあんまりお子ちゃまな上に傲慢不遜炸裂でイラつく。雪哉にもっとキッチリ詫び入れしろよッ、と毒吐いてしまいました(笑)ま、結局そこそこモテて挫折知らずだったが故に人の心が何たるやを考えたこともなかったし人を愛することも感覚で知らなかっただけなので、、今後反省して成長しなさいよねーって感じですが(笑)そんな鳴瀬ですが雪哉を傷つけたと思って後悔でぐーるぐる思い悩むとこが数回あり「傷つけてしまったことに気づいた本人が傷つく」でキュンとします。本作は鳴瀬弟のスピンオフとのことなのでそちらも読んでみようと思います。

作家買いです。珍しく攻めの視点しか描かれてないです。攻めが身勝手すぎてびっくりしました。笑前作の方が定番で好きだったかなー。受けは攻めのどこが一体好きなの！？そんなに顔がいいの？！面食いなの受けは？？！と思うことが多々あり、受け支店が読みたかったです。

これは実は攻めの方がお子ちゃまだったという話しですね(笑)。受けは攻めの本体だけ求め中身は全く求めていない。そのことが身勝手だった攻めの心をどれほど粉々に打ち砕いたことか。見事なまでに振ったしね。達観した受けの態度が最高に気持ち良かった。こういう攻めを掌で転がすような受けは好き。面白かったです。

切ないです。受けの気持ちが伝わってきます。攻めが受けに向いてくれて、読んでいてほっとしました。ほんと、良かったです。

受けの片想いから始まる攻めザマァでした。攻めは受けのことをにぶちんと言っていましたが、よっぽど攻めの方が鈍くて察しが悪いような……。女にもてて優しいというキャラクタ設定と齟齬があるのでは、と思ってしまいハマりきれず。

初恋？遊び慣れた主人公が雪哉に出会ったことによって変わっていくところが見物です。

何度か読んでいます(*^^*)攻めが初めのうちは俺様で思い上がりが酷いですが受けを本気で好きになってからの泣き虫ヘタレぶりが可愛いです。受けは本当に優しくおおらかでいい男です。ラブラブ甘々で好きなストーリーです。

個人的に、卑屈っこを溺愛する男前攻め設定が好きなのですが、この作品は受けのキャラは文句なし。卑屈だけど聡明ですごくいい。ただ攻めの男前度が足りない。ルックスの良さだけて、放っておいても、モテるから、中身がダメなタイプ。でも、受けと出会って、これから成長していく過程（現状はヘタレ）。お話自体はすごく良かったです。

一作目よりこちらの方が良かったです。とにかく受が誠実です。遊び人の攻は初っぱなからかなり不誠実なチャラい男なので、誠実で清廉なこの受には合わないと思い読んでおりましたが…、タイトル通りの展開でした。結構好きな一冊になりました。