レビュー一覧

短いストーリーが街の記憶の断片のようで、これぞノスタルジックな物語でした。

心温まる掌編を集めた1冊。その掌編の登場人物が物語の外でも関係があり、一つの花束を作っています。同じ作者の『こうふく画報』よりも人物の繋がりがわかりやすかったです。味わいはどちらの作品集も滋味深く、静かで温かい気持ちになります。

お花が出てくるオムニバスで、どの話も短いのですが心に残りました。花言葉も良かったです。

昔の人も友達がいて、人を好きになって、家族がいる。そんなの当たり前の事ですが、、、何百年も昔じゃなくて、まだ想像ができるくらい昔の時代設定だったからか、漫画を読んでそんな事を考えました。

柔らかくて優しい絵でとても読みやすいです。当時の生活模様、人間関係など勉強にもなり、また物語でじーんと感動もします。各話に出てくる人達がうまい具合にどこかで繋がりがあり、すっきり読めます。続きがもっと読みたいなと思いました

何て事のない日常だけれどとても癒されました。お女中さんの１日が興味深かったです。

本として手元に置いておきたい短編集でした。電子で試し読みで来てよかった。

一普通の生活の中にお花と関連性をもたせてたショートストーリー。ほっこりしたいときにオススメかもしれません。

たくさんのお花の花言葉にまつわる小噺集です。時代は昭和くらいでしょうか？ほっこりする話が多くてとても素敵でした。

絵はとても綺麗です。昔の家の様子、台所用品など細かいところの描写が丁寧で大正インテリアが好きな人にはとても面白く読める漫画だと思います。短編集なのでしょうがないのですが、もう少し深く切り込んで描いて欲しかったな、と若干消化不良気味です。