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ストーリーが面白くない後味が悪い長すぎる

徹底的にバイオレント満載の暴力三昧なオメガ物を読みたい気分だったので、この小説は当たりでした。初めて読む作家先生でしたが文章が巧みで、各登場人物も非常に特徴的であり、最後まで物語の世界観に引きこまれ、浸りきって読み終えることが出来ました。難を言えば、「瞼を半分ほど瞳に食い込ませ」、「極限まで目を見開いた」という、日頃あまり見慣れない表現が目についてしまったこと。非常に癖が強く感じられ、どうにも最後まで慣れませんでした。