レビュー一覧

私にはよく分かりにくい、阿仁谷さんワールド全開という感じのお話でした。まず時系列が分かりにくい。今何年生だっけ？って混乱したし。そして2人の気持ちがよく分からない。初っ端からお互い好きなのは分かるんだけど、一体何に悩んで、何でちゃんと向き合えないのかよく分からない。セリフも独特で、気持ちの持って行き方も独特。初め小さくて幼かった子が大きくなって、、、っていうギャップを描きたかったのは分かるけど、成長というよりキャラが大きくブレてる気が…。主人公達に思い入れが持てないうちに最後エロに突入して終了、と乗り切れぬまま終わってしまった。エロはお約束通り濃厚でした、ええ。

作者買い。攻×攻の逆転シーソーゲームって書いてますが、黒髪眼鏡で理屈屋の孝輔はどう見てもはじめから受けですよね〜。すれ違いが醍醐味ではあるけど、度重なるといいかげん腹据えなさいって感じ。小さく可愛らしい子が成長してオス丸出しで攻めてくるというオーソドックスな魅力はよく表現されていると思います。

うーん、阿仁谷ワールド強敵・・・今回も負けてしまった。傑作の評価を聞くにつけトライしてみるのですが、何をどう読んでも肌に合わないです。ここまでくると、苦手意識が先入観になってるのかな？今作は表紙が好きで「おっ、いけるか？」と思ったんです。でも小さい頃の攻めのポチャ感とか、あざとさ全開の「可愛いでしょ？」なお顔がプリプリしてて、もう先行き不安。二人が何でそんなにすれ違うのかも、心にすんなり入ってきません。そしてこの方のエロはいつも濃いですが、高校生で百戦錬磨みたいな感じなのがやっぱり萎えてしまう。年相応の素朴な感じが好み・・・とか言ってるともうラストでした。あきらめて遠くから「あのワールドが出たのね」って眺めるだけにしようかなぁと思います。

これは内容紹介にもあるとおり、攻めだと思っていた方が受けだというある意味とても美味しい展開ですが、好き嫌いはあるかと思います。コイビトだ、コイビトじゃないとかの2人のやり取りだけで、相変わらずぎゅーぎゅーと人の心を掴んで来てくれます。でも、阿仁谷先生にしてはエロ少なめでしょうか？後日談をいれてくれたら☆5でした。

表紙に釣られた。この作者さん合わない、どの作品読んだ後も思ってたのに。絵が好きなので、いつも買って後悔してる。48時間があればよかったのに

幼馴染の孝輔と啓久。中学の頃のおチビで無垢で可愛かった啓久が！！？豹変してグイグイ攻めに！カッコいい///自分が攻め側だった孝輔、そりゃすぐには受け入れられないですよねー。シーソーゲームは続くも、高校卒業までには色々うまくいってよかったです。きゅんきゅんする場面も多々でした◎

ちょっと合いませんでした。モダモダと長い間くっつかないんだけど、好き同士なのは初めから読者は分かってるので特にドキドキも無く。ただ攻の子の成長待ちでここまで引っ張られたような気もするし。あと突然キメ顔してきたり、胸トントンみたいな合図とか、学生さんとかはときめくのかもしれないけど、この年になると見てて気恥ずかしいものがあった。エロも初セックスのはずなのに初々しさゼロだし笑。これまでの初々しさどこいった笑。するぅ、ずどっ！っていう擬音にも苦笑いしてしまいました…

え？人格変わってる？？成長期の男の子だから？？？前半と後半で違う作品を読んでるような感覚になり、少し混乱しました。

小さい頃から両想いなんだけど、どうにも上手くいかない２人。小さいぷよぷよの啓久くんがだんだん大人になっていく成長が堪らん。２人とも凄く一途だよなぁと感じました。

うーん、いつもの阿仁谷先生お得意のパターン…って感じです。はっきり言わずにテレ隠しで笑ってごまかし心で泣いて…、でも今作、素直になってれば問題ないのに！って場面が多くあり過ぎてちょっとお話作りが雑な印象を受けました。そして最後にやっとお互いの気持ちがわかってデレて甘々…がパターンかと思うのですが、甘々な場面はほとんどなく、やっと引っ付いたよ！ちゃんちゃん！で終わってます。せっかくあのか弱かった方がカッコいい攻めになったのにーーーと少々不満です。