レビュー一覧

バセドー氏病の話なのですが、作者の偉そうな態度ばかりが目立つ不快な作品でした。続きは遠慮します。

無料分読みました。難しい病気で、さらに精神疾患も併発している状態なのはとても大変な状況だと思います。ただ、この作者さんは旦那さんや同僚の方や主治医の方など、周囲の人たちに優しく支えられていますし、それはとても恵まれていることだと思います。なので相対的に「派遣は休職できない」と言う上司がちょっと悪役っぽくなってしまいます。しかし、(決してこの上司を擁護するつもりはありませんが)「この人私に意地悪なんです、私、病気なのにヒドイ！」みたいな作者さんの偏った主観が透けて見える感じがしました。そういう部分が他にもいくつかあり、作者さんに対し「割といい年齢の人なのに大人気ない」という印象を持ちました。パセドウ病の人間の生活を描く、という題材自体は読者にとっても興味深く、病について考えさせられる良いテーマなのに、描き手の視点が公平性に欠けるために結果的に作品に対して高い評価をつけられませんでした。

私もバセドウと診断されたので読んでみました。他の方も書かれていますが、作者が偉そうです。周囲に対して感情的になり過ぎるのが不快でした。啓蒙を目的としているのでしょうが、強迫性障害と一緒の本で語られても・・・という感じです。

私の周囲にもバセドウ病の女性、ふたりいます。なので大変な病気だけど珍しいものではないと思ってました。マンガでもそんな特別なことが書かれているわけじゃないので、正直あまり面白くないです。あと、この作者の「私、一生懸命なんです！」「大変なことになってる私、可哀そうなんです！」というナルシシズムが正直苦手かな。家族も彼氏も友達もみんな理解があって優しくて応援してくれていて、それはとっても良かったと思うけど、それに甘えている作者にはあまり魅力が感じられないなぁ。自分に優しくしない人間をすべて悪人として描いちゃうのも、どうかと思うし。25歳で16歳の男子とつき合うとか、それ犯罪で淫行では…と思うし（笑）闘病記は甘ったれた人のものだと感情移入しずらい。がんばって自立しようとする人のじゃないとなるしスティックで読みにくい作品になりがちかも

バセドウ病が約１０００人に１人発症するような身近な病気とは知りませんでした。ただ、通勤の時に電車に乗るために走るのは、時間の余裕を持って行動すれば防げるのではとか細かいことが気になりました。

バセドウ病って大病ですよ、安静時でも全力疾走してるような状態、階段さえ気をつけるよう医師からアドバイスされます。下手したら心臓が爆発します。ほっといて治る病気ではないし、こちらの漫画の主人公、作家さん自身でしょうか、メルカゾール3錠からの治療だとかなり軽症の方です、それでこの状態です、休職したって当然のことです。バセドウ病は生涯付き合う可能性の高い疾患で、罹患者はもちろん家族や周りの人々も常に不安がつきまといます。精神症状も出ます。症状も多様で再燃のたびに症状もそれぞれだったりと一括りには出来ない複雑な疾患です。出来ればご自身の体験記だけでなくバセドウ病の取説書のような漫画も描いていただきたいです。少しでも患者さんの不安を取り除いてバセドウ病の大敵、ストレスの軽減につながるような解説書、専門書を描いてほしいです。優しいタッチのイラストで最適だと思います。

病気って目に見えない分、差別しちゃってることあるんじゃないのかな。って自分を見直しました。

バセドウ病気の症状はネットで調べればある程度は分かりますが、実生活で何が変わるのか、どんな気持ちになるのかなどが分かりやすくて良かったです。

バセドー病に興味があったので読みましたが知ってる以上のことはなかったです。派遣社員で働いているのですがいくら権利でも休職する派遣社員をわたしは見たことが無かったのでびっくりしました。

バセドウ病とよく聞きますが、具体的に日常生活ではどんな感じなのかが分かって、勉強になりました。