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とても面白かった。BL小説でストーリー性の点で読み応えのある作品を探すのが難しいけれど,これは私の中でかなりのヒットでトップ5に入ります。イラストも好きな絵柄。「たった一言,その伝え方がわからない」…だから,ゆがんだ執着愛に見えてしまう。私には病的な愛には映らなかった。だって,想いに必死だから。「雀百まで踊り忘れず」って諺を思い出した。愛情にもいえるんだなぁと。その一言をかけてもらえる子供時代を過ごせたかどうか。弟くんは両親にたくさんかけてもらったんだろうね。本人たちは端から見たら不器用にしか見えない。自分の存在する意味さえも見いだせていない不器用さ。最後にその一言で涙する場面は,不覚にもウルっと来た。それまでのあらゆる感情で繋いできたストーリーの全エネルギーをこの一点の場面に集約している,と思うぐらいわたしは震えました。こういう作品,もっと読んでみたい。
さすが、ザBLって感じの激動でした。よく懐いた従順な犬が、実は大型の狂犬だったって感じ。飼い主も、誰にも愛想のいい小型の愛玩犬よりも自分にだけ忠実な強い犬が欲しかったんだからベストカップルでしょう。エロも満載で、そしてイラストが素敵です。ちょっと残念なのは序盤は良いんですが、ストーリーが盛り上がる再会後は、軽快なリズムとスリルや緊張感が欲しいのに、無駄に長いモノローグが腰を折ります。もっと読み手を信頼して行間に滲ませて欲しい。中だるみする程のモノローグ。せっかくの緊迫感が台無しです。惜しい!惜しいなあ。
拾った犬の面倒は最後までみましょう、というお話だった。話に入り込みやすいし、文章が知性的というか、その気になればジャンルを問わず書ける小説家さんなんだろうなと思います。また別の作品も読んでみたい。
心の奥を抉るような愛憎の作品。すれ違い傷つき合ってしまった果てには、二人の深く純粋な愛を感じます。攻めの執着も行き過ぎた愛の形であり、生い立ちを思うと切ないです。快楽で絡め取られて堕ちかけた受けが、最後に自分の素直な気持ちをさらして全身で攻めを求めたところが男らしさも感じて素敵です。そして脇キャラの助力にグッときます。
二人とも病んでいます。親子でも病んでいて。少年期のいたずらみたいに始まった主人と犬という関係は高校生までで、ここから怖くなって一回読むのを止めてしまった。この2人が出会えたことが奇跡、でも出会い方が歪でもあったためどんどんすれ違っていってしまうのが読んでいてとても悲しかった。お互い受け止めて前をを向くのは、愛かな2人幸せになってほしと思います。
二人とも病んでいます。親子でも病んでいて。途中までは気持ちが入り込まず読みにくいと思いましたが、最後は納得できました。
執着的な話だけれども、自分を振り返り、自分の至らないところに気がついて、それを避けず、直視して、さらけ出し、お互い受け止めて前をを向くのは、愛だと思います。
初期の頃の作者さんの作品が大好きで今でも繰り返して読むことがあります。情熱的な文章を書かれる方で物語の流れが美しいと思ってました。でも今回久々に作品を拝読して最初は盛り下がるというか「なんだ、よくある執着系ワンコ攻めか」と先が読めて落胆しました。奴隷にした犬が飼い主を食べちゃうのだねと。でも、読み進めてそれがとんでもない勘違いだと気づかされました。ワンコ攻めどころか狼攻めというのも生温い恐竜攻めでした。復讐の度合いが容赦無くて、あれよあれよと主人公が堕ちていく過程は、文章の渦に巻き込まれる様にページをめくりました。そして底まで落ちた後の再生も見事でした。これだけの内容を一冊に詰め込んでどこにも破綻がないってなかなか出来ないです。凄いものを読んじゃったというこの感覚は久しぶり。作者さん自身が後書きで充電していたことを話されていましたが、作品にエネルギーに満ち溢れてました。これからの作品もとても楽しみです。
無茶苦茶不憫な生い立ちなのにこちらにそう思わせるより先に震え上がらせるほどの変態猛くん。それでも初めて涙するシーンでは流石にうるっときます。幸せになるんだよ。
噛まれまくってますよね?かなり。笑。前半は丁寧に二人の設定や立場関係が書かれていて、後半はもう…。主人公の二人の父親の関係も絡んでくるのですが、最後の方に受けが父親と話す所でその事にも触れるのですが、それが思っていたのと違い、私は凄く好感が持てました。切ないですね…。執着系がお好きな方には、特にお薦めします。
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とても面白かった。BL小説でストーリー性の点で読み応えのある作品を探すのが難しいけれど,これは私の中でかなりのヒットでトップ5に入ります。イラストも好きな絵柄。「たった一言,その伝え方がわからない」…だから,ゆがんだ執着愛に見えてしまう。私には病的な愛には映らなかった。だって,想いに必死だから。「雀百まで踊り忘れず」って諺を思い出した。愛情にもいえるんだなぁと。その一言をかけてもらえる子供時代を過ごせたかどうか。弟くんは両親にたくさんかけてもらったんだろうね。本人たちは端から見たら不器用にしか見えない。自分の存在する意味さえも見いだせていない不器用さ。最後にその一言で涙する場面は,不覚にもウルっと来た。それまでのあらゆる感情で繋いできたストーリーの全エネルギーをこの一点の場面に集約している,と思うぐらいわたしは震えました。こういう作品,もっと読んでみたい。