評価を下げてしまい申し訳ない!お話も登場人物の感情や心の葛藤もよく練られ書かれています。時代背景や身分を考えれば理解できない事もないです・・・が、私には合わず受け付けませんでした。正妻につれない態度をとられた伯爵が手当たり次第に手を出した結果、息子も含め家中の者が病み&狂ったにもかかわらず、それでも自分は別の家庭で幸せになろうとする。なんてバイタリティ。。。主人公は息子ですが、その父である伯爵とその愛に酔っている女性達が気持ち悪くて無理でした。続編?である「Honey Rose 」も読みましたがもうここは呪いの館です(笑)重厚感があり読みごたえがありますが読んでいるこちらも心を病みそうになるので気合を入れて読むことをお勧めします。
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うわぁ~…何もかもが歪んでる。。。が第一印象です(笑)一巻の中心は5男ですが、主人公は一部毎に代わるみたいです。しかし、この一族の歪んでる事歪んでる事(笑)トップバッターの5男君、粗筋からして母親を殺した犯人を探す正統派ミステリー感を醸し出してますが、取っ掛かりからして5男君の憎たらしい事この上ない!!!(笑)歪んだ孤独感と大人な子供の狭間でこの5男君にも周りにも、『違うんだよ、そうじゃないよ、本当はね!!!…』と何度も救いの手を差し伸べたかった。大人が考える程子供の心は子供じゃないけど、大人が考える程子供の気持ちは大人じゃない。愛の歪んだ一族の人々は不器用故に色々ありそうだ。熱中して読んでしまった。凄く面白い作品です。。。早く続きが読みたい∑d(d´∀`*)第2部は次男君にスポットを当ててますが、これまた痛く歪んでそうです(笑)もう1人、スポットを当てられてるのは家庭教師…否、奥様でしょうねぇ(*´艸`)゚+.