何だか話が薄いなあ。嫁じょのは、誤解があるから注意しないと。タニシはお父様が気になりました。客？

読みごたえがありました。嫁盗み婚は酷いですね。今の時代で良かったです。

なんという話だと思いながら読んでました。ものすごく悲しいというか酷い局面があるので読むとちょっとキツいです。

短編集は、なかなか面白いと思う。昔の民俗学もよくわかり参考になりました。

読み応えがある作品でした。満足しました。

人権が重視される現代では信じられないような話ですが、決して昔々のことではない、という事に驚かされます。重たい気持ちになりますが、救いのある話もあって、読後感は悪くありませんでした。

「おっとい嫁じょ　嫁盗み婚」　拉致、監禁、強姦した男に土下座で結婚をしてくださいと頼む悪夢の因習となっていますが、この「嫁盗み婚」には、「続き」の話があります。嫁いで3か月くらいの間に子供を孕むと問題がないのです。「盗まれた嫁」は、基本的にきれいなお嬢様なので、結婚してきても、思い人の事を考えたりして、婿になつきません。3か月たっても孕まない「盗まれた嫁」は、夕食後座敷で、体をほてらせるために、婿からお酒を口づけされて飲まされ、着物もぬがされ、すっばだかにされ、胸やしたを悶えるまで愛撫され、「ご主人様のチ〇ポが欲しいです。私のオマ〇コへいれて私をかわいがってください。」と家族や従業員の前でお願いするまで体を溶かされます。それでも、意地をはって、要求するセリフをはかないと、そのうちに、お昼のときなど、畑仕事で働いている最中に皆のまえで犯されたり夜は、縛られたり、ローソクをたれらされたりしながら愛されます。そして、これは、子供を孕むか、生まれるまで続きます。この本には、「おっとい嫁じょ　嫁盗み婚」のほかに、「子返し」「冥婚」「夜這いの村」「タニシの女房」「彩放記」「「ひと言の罪」「変わりはてた妻」などがありますが、「夜這いの村」は、「まんがグリム童話大奥の秘事作法」にもダブって掲載されていますので、私のようにしらないでレンタルする方は要注意。

悲しい物語ですね。読みごたえありました。

昔からこんなダークな風習があったのかと読みながらおそろしくなりました。

最後に収録されている話は、なんだか切ない。妻も、出世をえらだ夫も、実は夫に惚れている金持ち嫁も、それぞれかわいそうだなぁ。