レビュー一覧

番はがしは珍しい題材、絵もキレイ、とサンプルで興味を引かれ購入。結果、泣いてしまいました。兄弟愛とか子供とか絡むと弱い…。攻が受を大事にしてくれてよかったー。

面白かったです。1冊すべて表題作で、番をはがされたΩとβのお話でした。絵もきれいだし、背景やモブ、犬などがすべて一つの世界観を作り出していて、まんがの世界として魅力的でした。お話も199ページですが丁寧に作りこまれて無理なく話が進んでいきます。元番が中々にゲスですが、ざまぁ？がチョットあって少しすっきり。それよりも二人が幸せそうに笑って終わるからホッコリ満足な読後感。エロは何度もありますが、割と修正が大きくライトセイバー仕様気味です。

オメガバース作品ですが、βとΩのカップルで、Ωのフェロモンもαのヒートも関係ないとなるとどうなるんだ？と思っていたら、そこにはしっかりとした愛が残っていました(笑)体から始まる関係(エロはがっつりです！)、でもΩを愛しく感じるようになり、クズの元番いのαにも勇敢に立ち向かうβが素敵です！ラストは家族も増え、ハピエンで一安心。

気になっていた作品だったので購入しました。その日暮らしでボヤ騒ぎを起こし、住み込みの仕事をクビになったβの攻めがある男性に住み込みの仕事を依頼されて向かったのは、由緒あるα家の豪邸の離れにある平屋の一軒家。そこにいたのは美人黒髪でΩの受け。α家系の中で生まれたΩという理由で突然発情してしまい側にいた弟をRatt状態にしてしまったことから両親から留学させられ、留学先で出会ったαと番になったものの、αの家の都合で番剥がしをさせられ妊娠していた子供は助からず、中絶？流産？となりお腹に傷を負っていました。家に戻って来てもフェロモンを出すことも出来ず毎日ヒートに苦しむ体になってしまった受けの身体の相手をする仕事。初めは受けの容姿や興味から受けを抱くものの、内にある苦しみや飾らない人柄と笑顔にだんだん攻めは惹かれていき、本気で愛するようになっていきます。受けも攻めの優しさや自分を真っ直ぐ見つめてくれる攻めにまた惹かれていきます。想いが通じ愛し合う2人のもとに元番が受けを取り戻そうとやってきたりします。ヒステリックサイテー野郎ですが、攻めが撃退し最後は別の街に2人で移り住み、2人の間には可愛い子供が誕生します。絵もキレイですし、攻めと受けの心理描写が丁寧に描かれていて、気持ちの動き方が良く分かり、自然と読み込んでしまいます。お話も上手くまとめられていて、オメガバースものに沿った屈折のない内容になっていますので読みやすいと思います。α×Ωが多い中、β×Ωものなので新鮮でしたし、安心ハッピーエンドなので、楽しく読めました。まぁ、番剥がしって方法は何ぞや？とか、毎日ヒートある&フェロモンが出ない原因は？とか、治らないって言われている毎日のヒートは妊娠してる間はどうしてたの？とか色々謎があります。そこはちゃんと解明してて欲しかったなー。お話の流れとともに流された感じで、そこはちょっとモヤモヤでした。お話全体は満足なのでオマケで☆5です。

切なくてでもどんどん愛が溢れてきてエロは多めですが読み応えのある作品でした

番剥がしなる新しいワードからのなかなかヘビーなお話しでございました、攻めのリアムが柔らかさの中にもスパダリ感があり凄く素敵でした、元番がクソクズだったのもありますが、素敵な家族の姿も見れて大満足だったし、あまあまのエチィシーンも良かったです

何で最後に無理やり親を実はオメガの息子を思ってたみたいな風にしてしまったのでしょう？それが無ければもっと評価はたかったのですが。散々酷い差別をしておいて、実は。。なんてそんな訳ないのに。一気にバカバカしくなりました。

番剥がしって何？初めて読みました。両親は厳しいままの方がよかった、最後に無理矢理いい人にした感じがして違和感あり。三男も出てこなくてもよかったのでは？

んーなんかひとおし物足りない。。元番が出てきたけど当て馬にもならない。弟の存在とか。意味深に残っただけ。

つがい剥がしというけど、その部分をもう少し掘り下げて欲しかった。あと、受けも攻めも突然お互いを好きになってる感がいなめないので、その辺ももうちょい書き込んで欲しかった。