レビュー一覧

ステキなケモ耳ファンタジーでした。受けの美人さんはウサギ、攻めの生真面目神官長は狼、貴族のお嫁さんになるためにお世話されていたのが、実は「運命の恋人」でしたっていう設定。癒されるんだけど、みんないい人過ぎて、切なくなるようなシチュエーションはありません。あと、登場人物の名前が違和感ありありで、マイナス１。

悪者が出てこない安心して読める話。癒されます、運命の二人が結ばれるんだけど、私としてはもう一組の運命の二人が好き。

かわいいかわいいおとぎ話です。そこらじゅうモフモフだらけ（笑）。しかし・・・いや、感情表現のために必要だったとは理解しているのですが・・・・うさぎはロップがよかった・・・耳は永遠に垂れててオッケーですよ！

島国のウォルトリアから、帰ってきた人からしか聞いたことがないルズガルト王国へ貢物としていくことになったウサギの少年ミミは、獰猛な大型獣がいるルズガルトで、生贄として食べられると思って怖がっていたが、迎えに来た人から優しく出迎えられます。あたたかい気候で豊かな街と丁寧に迎え入れてくれた王宮の人達。そこで神官のレクシュアに出会います。怖かったのにレクシュアにだけは心を開きます。昔のウォトリアに帰ってきた人の誤った認識から、貢物として送られてますが、ルズガルト王国にしてみれば、そんなつもりはさらさらないのにウォルトリアにいくことができないためにずっと誤りを正せないでいたため、来られた人を保護し、この国で生活できるように援助していました。ルズガルドの人達はやさしくおおらかな方々が多いのでそれは良かったです。そこから昔の恋人たちの伝承が元手での二組のカップルの誕生につながっていきます。主人公のミミがレクシュアと結ばれて幸せに暮らしてこれからも子供たちを可愛がっていくんだろうなと思いました。面白かったです。

神官というより孤児院の院長先生といった雰囲気の生真面目で優しさ溢れる攻めにも、臆病だけどしっかり者の受けにも好感が持てました。悪い人は一人も出てこない、優しい優しいファンタジーでした。エロは控え目ですが満足。

可愛いお話でした。ミミが可愛らしくて、レクシュアは素敵です。悲しい別れから始まりますが、2人がお互いを意識しながらレクシュアは職務責任を果たす為に距離を保とうとしているけど、気持ちに嘘は吐けない2人が少し切ないです。ハピエンで良かったです。

可愛いお話でした！設定などは独自のもので、獣人ケモミミものとしては、大人しい感じのストーリーですね。ひたすら可愛い受けちゃんと、堅物な攻め様が平和にモダモダしてます。何気にもう一組のカップルの方が、キャラがきっぱりしていて良かったかな。大きな山があまりなく、「このエピソードは、いるのかな？」といった流れもありましたが、サラッと読めました。もう少し獣っぽさを出してもらえたら、もっと良かったです。主人公がウサギだから仕方ないかもしれませんが（苦笑）