レビュー一覧

麻生先生の作品、ゴ―ジャズでキラキラ、大好きです。絵が本当に美しくて麻生先生の作品は特に黒が効いてますよね。私は素人なのでカラクリは分からないのですが、なんでこんなに黒がきれいなんだろうって思いながら眺めています。なので男性がシック、最上級の素敵さです。このお話はモーガンアイルという架空の王国が舞台で、その王族の兄版妹版とあるうちの妹版です。日本だと現行法では皇族の結婚は女性の場合、皇室を出て一般市民になりますが、モーガンアイルは違うようですね。その説明はありませんでしたがお話の流れだとそのように受け取れます。兄王の友人でヒロインの元恋人だったヒーローはアメリカで建築事務所を経営する青年実業家ですが、ヒロインと結婚することになると何もかもを捨てることになるようで、かつてヒロインが一方的に別れを決心したのもヒーローの夢を潰したくないなど境遇を思ってのことのようでした。男女が逆なら説明なくともすんなり受け入れられるのですが、このお話の場合、王族が女性なので説明が不足していると感じるのと、ヒーローがヒロインに復讐を企んでいてそれを顧問弁護士にしゃべっていて、モーガンアイルにいるヒーローに顧問弁護士が電話でたしなめてるってことが信じられない事態です。ヒーロー、仕事以外はいろいろうまくいかず素直になれず捻くれちゃっただけにしてもやっぱり嫌なので、☆マイナス1です。この作品はそういう点で麻生先生らしくないお話でした。原作通りなのかな？

モーガンアイル国の妹編かな、今回は。しかし、この兄妹、やっぱり似てますね。王家に縛られ、一度はあきらめても、やっぱり手放せない。ホント、そっくりです。二人とも、自分を理解してくれるひとに出会ったのだから、これから幸せになりますね。

最後まで読むと10年前なぜヒロインがヒーローを捨てたのかようやく分かります。10年前理由を伝え別れを告げるのと、ヒーローを捨てるのと、どちらが良いのかは判断に悩む所ですが、10年間でビジネス上はヒーローが成功していることを考えるとヒロインの行ったこともあながち間違っていなかったのでしょう。ただ、ヒーローにとってはですよね。最後にヒーローが思い切った行動をとったのでハッピーエンドではありますが、その後の生活はどうなったのか知りたいところですね。

「愛の国モーガンアイル」シリーズの三作目。10年前に別れていたヒロインとヒーロ―。結婚してヒーローを王室に縛り付けるのは彼の為にならないと一方的に別れを告げたヒロインの気持ちを知らず、捨てられた復讐をしようと企んでいたんですね。でも結果自滅。「惚れさせて捨ててやる」って言うヤツは大概未練がある人です（笑）

キラキラしたストーリーって感じ。お約束の誤解も最後はヒロインの苦しみを理解したヒーローの愛の告白でハッピーエンド。楽しめました。

麻生先生の絵は本当にキレイ！！買ってよかったです。

途中、優しいお義姉様の威圧に驚き、クライマックス直前のまさかの展開にもヒヤヒヤしました。ハッピーエンドは間違いないのだけど、今までの作品の中で1番ヒヤヒヤした作品でした。

彼を愛するあまり、王室に縛りつけることが不幸になると一方的に別れを切り出したが再会がどんな変化をもたらすか気になり購入しました。

なんで評価が低いんだろう？あまりない設定で私は好きです。モーガンアイル国の妹編ですね！！兄のストーリー も好きでした。ヒロインがお姫様でヒーローがそうではない展開、ヒロインが大人しい可憐なタイプではない麻生先生のストーリーが新鮮で良かったです。

麻生先生の作品と絵が好きで買いました。何度読んでもあきないです。ヒーローかっこいいしヒロインキラキラして素敵です。