レビュー一覧

「空中庭園」がとてもよかったので、こちらも作者買いしました。ホームラン・拳さんの絵はほんとうにきれいで艶っぽく、どこか危険な香りがしますね。こちらは、短編のアンソロジーです。表題になっている鬼の話「喜鬼」のほかに、お話が三つ入っています。どれもハッピーエンドではありますが、どこか切ないというかキュンと痛い感じがするのが、ホームランさんのお話の醍醐味でしょうか。個人的に一番好きなのは、前後篇の「ピクニック」です。設定は近未来っぽいのですが、自殺未遂を繰り返す少年とやんちゃなクラスメートのお話。あと、アンドロイド（？）のお話もよかった。ただ、受けが女の子っぽい、ショタっぽいというのがダメな方はあまり好きではないかも。か弱い受け、ショタな受けが好きで切ないお話やファンタジックな設定が好きな方には、超おススメです。

前の方同様に私も作者買いです。サンプルの「喜鬼」の話が思ったより短かったのが残念でした。あととても個人的には喜鬼は使鬼とカップリングしてほしかったなｗ「ピクニック」は重い話の割にさらっと読めるようにはなってたのは良かったのですが、ちょっとページの割に話を詰め込み過ぎかな～・・・という感想。「鈍色天国虹色楽園」は話的には好きなんですけど、ページ数の割に話が割愛され過ぎて人間のハジメと柏木の関係がわからなかったｗ短編ストーリーだと内容がちょっと薄っぺらくなってしまってて、まるまる１冊じっくりってほうがこの作者さんは面白かったな～・・・。

続きをもっと読みたい！続編をー！という感じ。とっても面白い

鬼の角,近未来の過剰に発達した医療設備,不良少年と神父様,人間とオートマータ（自動人形）が混在する世界、異なる設定の4作品。前出のレビュアーの方と同じく自分も「空中庭園」から。切なくもハピエンを期待せずにいられないストーリーにじんわりしました。

お外は怖いんだよー。本当の意味で箱入り息子なんですね。

囚われの身の主人公が可愛そうですがだから出会えた2人です。

短編集。ファンタジー色が強くて独創的なストーリーで面白かったです。

絵は綺麗ですが話が短いので今一つでした。少しごちゃごちゃして読みづらい感はありました。長編が読んで見たい作者さんです。

なぜそこまでして人を助けるかは思ったより描き込まれてませんでしたが、全体的に優しいお話が好きですね。

「空中庭園」の世界観が好きでこの作品を購入。良かったです。表題作もＢＬのジャンルなのかといわれると？ですが、じんわりしますし、二番目の話が切なくて一番好きかも。