レビュー一覧

わりと本格的なクライムサスペンスであり、妖怪と人間の共存という人種間問題もテーマにしつつ、派手なアクションも楽しめるというハリウッド映画さながらのエンタメ作品です。少し絵の流れが荒れる感じはあるものの、シリアスな展開にテンション上がります！なにより、狸のお爺さんがカッコ良すぎる…！それだけで星の数も爆上がりってもんです。続刊が楽しみ！

今までにない斬新な設定のSFと言ったところでしょうか。物語のテンポも良く次が気になります！

妖怪を倒すのは女子高生と捕虜としての妖怪たち、憎しみを胸に力を発揮していく。

ある日、妖怪が現実の存在になった世界のお話。まあ、人外の難民が押し寄せて来たと思ってくれればいい。幸いにも、この世界の人類はそんな妖怪達に対抗すべき術を確立する事が出来、世は仮初めにも平穏を保っているが、治安は確実に悪化し、実際として差別と抑圧が発生するのは当然の成り行きだった。結果的に、妖怪達の巻き起こす犯罪に攻勢の部隊が曰く付きの妖怪達によって組織されて、其処には曰く付きの少女が居た。妖怪版「攻殻機動隊」か「CHILL」と言った感じの作品。

ＶＳ妖怪という設定も斬新だし、アクションシーンもテンポよく、面白いです。

妖怪とは神落ちした者とか解明できない現象や人間の心が生み出した者？元々古くから人に溶け込んで存在してるもの、みたいな感覚だったのでこの話はなかなか面白かった。エフ(F)の正体は判ったけど本当の目的が不明で、ただの愉快犯的行動で何度も大事件を起こしたのか3巻完結が非常に惜しい。エフは禍津神だったのか？昭和の大事件の犯人だったらしい。子供頃に鬼○郎で観た妖怪や都市伝説のあの人達も妖怪として登場。☆5にしなかたったのは結末が中途半端だったから、続編でないかな～