レビュー一覧

この作家さんの過去作品が、ほんわかな絵とストーリーという感じだったので、オメガバースが気になりレンタルしました。ストーリーは義兄弟のオメガバース作品にしてはあっさりでした。家族みんなβだと思っていたら兄はΩ。弟はαだった事の悩みは描かれていますが義兄弟という関係の葛藤はあまりなかった気がしました。エッチシーンは梶ケ谷先生らしく上品な感じ。その後が気になるので続編出て欲しいです。

作家買い。既刊ものが後日にオマケ付きになったので非常に悔しく、今作もそうなっちゃうかもと思いつつレンタ。うーん…。キャラがモヤモヤと悩み成長していく内容が多い作家さんだけにオメガバース期待したんですが…ちょっと残念。せっかく属性変化を描くのならそこの葛藤をもっと描かないとその設定の必要性が薄まる。悩みの中心がそこじゃないし。周囲も本人達もアッサリしすぎてて若干弟が悩むけどやっぱり悩みどころがズレている感。オメガバースの世界観は作家さんによってマチマチだけれど、あとがきを読むとオメガバースを読んだことがなく読んだら面白い！と思って…みたいな感じですが、葛藤も焦燥も苛立ちも危機感も薄くて勢いだけで描いたのかなあと色々モヤる内容でした。作家さん大好きなのでもっと練った作家さんらしいオメガバースを読みたいと思いました。

絵はとても好みなんですが、ストーリーはアッサリしてて薄いというのが正直な感想。サンプル読んでイイ感じと思ったのですが、読み進めるにつれて退屈感を感じました。義兄弟オメガものは数多くあるなかで、これといった特色もなく平々凡々。もしくはお利口ちゃんすぎる。兄に対する執着心や、弟に対する独占欲の表現が軽すぎて感情移入ができませんでした。エロも軽めなので、エロ重視の方には不向きだと思います。

作者買い。マイルドなオメガバースでした。再婚同士の連れ子で兄弟になった二人。弟がαで兄がΩと分かり、一晩の過ちを犯してしまうというもの。もう少し見せ場が欲しかったかなぁ。脇役にページを割いているわりには、弟の心情などはさらりと描かれているし、街中で発情して難儀している兄に弟は結構冷たい対応。や、好きなんだよね？心配じゃないのかよー。

作者買いだっただけに、残念。真新しさが何もない。どれも読んだことのあるエピソードでした。

梶ヶ谷ミチル先生ファンだから即購入しましたが、なんだかオメガバース設定は先生の世界観と微妙に違っててしっくり来ないなと感じました。もっと精神的にジワッと来るかと。期待が大きすぎたようですが、庭の水撒きは良かったです。

オメガバースの義兄弟もの。弟（α）×兄（Ω）バース性関係無く兄が好きだった弟。当初は、兄をβだと思っていたので実ることのない恋が兄のΩ発覚で…と良くある設定ですが、作者買いなので評価甘めです。兄を避けていた弟ですが叶わないと思っていた恋が叶い、昔のように素直になっていくのが可愛いかったので、2人の甘々がもう少し読みたかったです。

散々親が出てきてたのに、最後に親を置き去りに話が終わり、どうでもいい性格悪い彼女と友だちの方を出してきて無理やりフォローしたのが意味が分かりませんでした。他の作品は好きな物が多い作家さんだったので、残念です。読み返す事もないですね。

梶ヶ谷先生でオメガバースの作品が読めるとは、そして義兄弟もの。素敵でした、淡々としている態度の裏でメラメラ（まではいってない？！）と愛がって良いですよね〜、笑。

オメガバースの設定はいらなかったかな。義理の兄弟の禁断の愛で設定十分。あと絵に動きがなかった。