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どうやって最期を迎えるか。生きているうちは永遠のテーマです。いろんな宗教も考え方もあり、死んだあとに天国にゆく、地獄に堕ちる、という思いは自分にはありません。死んだらそこで終わり。何もない。坂口安吾のいうところの、僕は幽霊なんて嫌いだよ…と、いうやつです。死んだあとにどうなるかなんて本当に誰にもわからない。誰も聞くことができないから。未だかつて聞いたことのある人がいないから。だから全ては生きている間に思い考えること。供養も残った人間のためにすることです。故に自分がいつも考えているのは、自分がどういう死に方をしたら残ったひとが活きてゆけるか。それは肉親でも血縁がなくてもただ話すくらいの関わりのある人でも考えます。自分にとっては犯罪の抑止力はこれなんです。何かあって辛い思いしながら生きてゆくのはいつも残った方なんです。死んじゃえば本人は何も感じることはできない。全ては生きてる間にやらなければ意味がないと自分は考えています。だからこそ殺人を抑止する力になる。だからですね、この作品の内容は読み応えもあり、興味のある内容でしたが、根底の考え方は自分とは違いました。冤罪を除きなぜ死刑になるか。人を殺したからです。抑止できなかったからです。反省しても死んだ人は戻らないし、死んだあとに地獄に行こうが天国に行こうが(そんなものがあるならば)好きにしてよ、と思う。作品の中になんで俺が死ななければならないんだあ!そこまでのことしたのか! 出てきますが、人を殺したからです。あなたが殺したからです。こうかくと正義感で言っているかのようですがそんなものではない。自分もいつそうなるかなんて保証はない。だからこそ、生きている間の心残りが必要なんです。正義感ではない。自分は残ってる人間が大切だからやらない、というだけ。もし世界にたった一人だ…と感じてしまったらそういう人もいるかもしれないなあ…とは思います。何もかもどうでもよくなって犯罪を起こす人。実際いる。だから生きている間は自分はなるべく心残りをもっていたいと思います。
面白いけど絵が独特で、好みは分かれると思います。あと、主人公がかなり繊細で、心配になります。大学出て新卒の刑務官ではあるが、こんな繊細で今まで学生生活大丈夫だったのか?と。。
絵はすごく独特ですが、色々と考えさせられる内容でした。死刑について、刑務官と死刑囚との関わりが描かれた物語ですが、どちらについても知らないことが多くて、かなり真剣に読み進めました。
人を選ぶ作品だなぁ、最後まで読み切れるかどうか人によるのでは、、
色々と考えさせられるマンガでした。ドラマで見た事あったけどマンガの方が断然いい。
興味本位で読んでみました。絵が個性的です。死刑囚と分かっていても彼らの生い立ちや最後などを知ると複雑な心境になりました。久々に漫画を読んで泣きました。更に主人公の生い立ちや渡瀬の過去などを知り胸が痛みました。この漫画は本当に素晴らしかったです。死刑について深く考えされられました。是非おすすめします。
物凄く考えされられる、素晴らしい作品です。命というもの、人間のサガ、何が正しく、何が正しくないのかなどけっきょくはだれにもわかりません。刑務官の方々の仕事は知られていない世界ですが、これもおくりびとのお仕事。おくりびとが映画で知られ人々のイメージが変わったように、この漫画ももっと知られて行ってほしいなと感じました。
確か以前にドラマ化されたような?とタイトルを見て思ったのですが内容は知らずに、大好きなきらきらひかるの作者さんの作品と知ってレンタルしてみました。死刑囚と看守という軽くはない題材を深く丁寧に描いていて夢中で読みました。素晴らしい作品でした。
本当にいろいろと、考えさせられる漫画でした。
死刑について考えさせられました。独特の画風で好き嫌いはあるかと思いますが私は重いテーマが軟化される気がして割と好きです。
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どうやって最期を迎えるか。生きているうちは永遠のテーマです。いろんな宗教も考え方もあり、死んだあとに天国にゆく、地獄に堕ちる、という思いは自分にはありません。死んだらそこで終わり。何もない。坂口安吾のいうところの、僕は幽霊なんて嫌いだよ…と、いうやつです。死んだあとにどうなるかなんて本当に誰にもわからない。誰も聞くことができないから。未だかつて聞いたことのある人がいないから。だから全ては生きている間に思い考えること。供養も残った人間のためにすることです。故に自分がいつも考えているのは、自分がどういう死に方をしたら残ったひとが活きてゆけるか。それは肉親でも血縁がなくてもただ話すくらいの関わりのある人でも考えます。自分にとっては犯罪の抑止力はこれなんです。何かあって辛い思いしながら生きてゆくのはいつも残った方なんです。死んじゃえば本人は何も感じることはできない。全ては生きてる間にやらなければ意味がないと自分は考えています。だからこそ殺人を抑止する力になる。だからですね、この作品の内容は読み応えもあり、興味のある内容でしたが、根底の考え方は自分とは違いました。冤罪を除きなぜ死刑になるか。人を殺したからです。抑止できなかったからです。反省しても死んだ人は戻らないし、死んだあとに地獄に行こうが天国に行こうが(そんなものがあるならば)好きにしてよ、と思う。作品の中になんで俺が死ななければならないんだあ!そこまでのことしたのか! 出てきますが、人を殺したからです。あなたが殺したからです。こうかくと正義感で言っているかのようですがそんなものではない。自分もいつそうなるかなんて保証はない。だからこそ、生きている間の心残りが必要なんです。正義感ではない。自分は残ってる人間が大切だからやらない、というだけ。もし世界にたった一人だ…と感じてしまったらそういう人もいるかもしれないなあ…とは思います。何もかもどうでもよくなって犯罪を起こす人。実際いる。だから生きている間は自分はなるべく心残りをもっていたいと思います。