レビュー一覧

頭の悪い親に育てられた子どもは不幸、その一言に尽きる本です。この本を読む人は、反面教師としてこんな親になってはいけないという戒めにしてほしいです。このお子さんは母親の自己満足に付き合わされて不幸で可哀そうです。

数学にのみ興味を示すマイペースな子供とどう付き合って育て上げたか、コミカルにお話が進んでいきます。

一芸入試ならともかく数学しかホントに出来ないなんてことはない、謙遜してるのでは？夢中になれるものがあっていいですね。

クラスの中で、２人１組になったり、３人１組になるときに必ず一人残されてしまうという子どもの話を聞いても、そのことを心配せずに、数学以外はできないので受験が心配と描いているので、違和感がありました。親なら、勉強よりも一人だけ疎外されていることを心配するように思うので。頭のいい子を育てたいという親の希望を押し付けられて、子どもが可哀想に思えました。

とても共感することができる本で、4コマというところがまた良い。