レビュー一覧

神様vs悪魔のバトルものです。意外と心理戦も多いようで、伏線てんこ盛りで読み応えあって続きが気になります。

こちらも作者の性質かダークかつ明るい雰囲気が不気味で面白いです。

神と悪魔の対決って感じで人間も出てきますけど、あまり重要なところには関わってこなかったり、雑に処理されたりという点が残酷なリアリティを感じさせてくれますね！結論として、面白いは面白いんですけど没入感が薄めです！敵にも味方にも特に大きな目標がある感じには見えないところが、その原因かもと感じました。

アニメを見てファンに、、続きが気になって気になって、、いよいよ見れるかと思うと嬉しすぎます！！

清濁併せ吞むというか、「非常に現実的な着地をきめた」といったところでしょうか。

広げた風呂敷を畳みきれずにこんな終わり方になったのかなぁ、と最初は思いました。数回繰り返し読んでいるうちにコレは話をまとめられなかったんじゃない、緩やかな占領が完了し韋駄天が言い包められ敗北したのだと気が付きました。人間に対し善性を持ったキャラが《わかり易く即効性のある殺戮と戦争を繰り広げる占領》ではなく《分かりづらく気が付いたら手遅れであった占領》に気が付きましたが成す術が有りません。そもそも自身を創る土台と成っているから人間側についているだけ韋駄天は基本、人間には無関心です。ぶっちゃけ占領されようと繁栄してんだから良いんじゃない?なスタンスです。無関心が故に占領を良しとし飼い慣らされる韋駄天。占領に気が付いてもやっと手に入れた平和を壊す所か敵と味方の認識さえあやふやになってしまった今、何が理想なのか解らなくなってしまった善性すら迷子です。最後まで考えさせられる話でした。

アニメで見たかった。スピード感のあるアクションシーンが魅力です。神様とか魔族とか、戦闘する理由はありますが、大事なものを守りたいのは、納得ですね。推し。

終わりが気になり購入しました。なるほどこういう終わりもありかと思いました。最後までどうなるかわからなく、そういう意味でも面白かったです。

とても中毒性のある漫画でした。グロかったりエロかったりするのにそこに引っ張られることなく淡々と話が展開したり、思想や戦略など高度な内容の場面なのにとてもユルくフワッとしたキャラや台詞回しで見事あっさりと説明されていたりします。ストーリーそのものも、人間離れした存在達の勢力抗争なのに、場面場面で妙に納得感を感じるときがあったりします。キャラや世界観が少々壊れぎみなのですが、むしろそこから産み出される想像の斜め上の展開がいい読み応えを与えてくれます。

文字が多くてスピードを殺しているような気がする。韋駄天と名乗るならもっと速い画を見せてほしい。