レビュー一覧

大切な人が亡くなってしまっているのに、姿が見える。会話も出来る。けれどそれも四十九日の間だけ…って亡くなった人にも生きている人にも切ないなぁ…と思いました。１話１話に毎回泣かされながら読みました。

こんな現象が本当にあったらいいのに。切ないこともあるだろうけど、大事な人が最後に何を思ったのか、直接聞けるのは良いですよね。ペットが旅立つところもしっかり見送りたいし・・・1巻を読み終わった時点で、1話ごとのオムニバスだと思いましたが、その後も同じ主人公だったので良かったです。

1巻、最後は涙で視界がぼけて読めなくなります。そのあとの続きにも豊村君が出てきますが・・切ないです。49日、去る側も、残される側も、切ない思いが増すよう。「今」この時を、大事にしなくちゃいけないんだなぁと考えさせられました。

亡くなったら終わりだけど49日という猶予期間がこの現代にあったらいいですね。1話は泣きそうになりました。死んでもやり残した事伝えたい事絶対あると思います。特に殺人事件で殺された人が49日の間に警察に「この人犯人。」とか言えたら安心して成仏できるし裁判なんていらないよなとか思いました。

ファンタジーな設定なので、とっつきにくく感じましたが、読むと人間模様や心の動き、日常の大切さなどが丁寧に描かれていて、感動しました。

最後が切なく涙が出ました。やろうと思った事は、先延ばしにしないで実行しようと思いました。

静かにじんと来るものがありました。もう少しその先が気になる部分もあったので、星は4つです。

無料分を読んで、結局続きが気になり最終巻まで購入。私も大切な人を亡くしているので、この町にいきたいと思いました。ただあるだけの49日間…でもとてもとても愛しくて大切な49日間だと思った。遺される側も遺して旅立つ側もお互いを思いやっている。自分に置き換え泣いてしまいました。でも、なんたかすっきりしました。何度も読み返し、自分の大切な人を何度も思いだしたいと思いました。

明るくてゆったりして、切ないお話でした。まだ1巻しか読んでいないので、続きが気になります。

不思議なお話しで引き込まれました。切ないような暖かいような感じで、1巻目の終わりはうるっときてしまいました。続きも読みたくなりました。