レビュー一覧

大人向けの作品です。しっかりとストーリーが構成されていて、面白いです。

とても説明文が多い。漫画なので絵で表現してほしい。

鬼の系譜が様々で、太い幹のような一本もあれば数十年で交代する種もいるのがドラマを生んで面白い。なぜ定数制で増減がないのかもラストではっきりする。２巻の捲りかたが個人的には圧巻だと思っていて、つまびらかになる部分と、ぼかされて想像で補完する部分のバランスがすごく好み。構成とセンス推し。アンズ(七代目)が良き。彼を起点に絡むキャラは皆生き生きしてたように思う。太宰含め問題児が可愛く見え、面白かった。特に２巻を何度も読み返してます。続きも読みたいがここで終わるから良いのかも。

難しい話しだけど、凄く引き込まれる。ストーリーが途中で飛ぶから最初は疑問を持つけれど、それがかえって想像を掻き立てて面白い。最後がどういう終わり方になるのか気になる。

誰が誰か、顔の見分けがはっきりつくともっと鬼同士の関係もすんなり頭に入ったのですが。一つ一つのエピソードは魅力的だと思います。

暗い話なのにスピード感があって飽きなかった。まだ２巻なので、これからどんな鬼が出てくるのか楽しみ。

キャラクター描写が丁寧で繊細でした。とても良かったです。

不老不死が複数いる、隠してくれる組織がある、というのがなんと言うか現実味あります。おもしろいです。

鬼になったときに若ければずっと若いままというのは、吸血鬼に仲間にされたときにそれから年を取らないと同じですね。年を取ってからや子供の頃に鬼にはなりたくないです。

同作家さんの作品が良かったので、こちらも読みましたが、時代を超えて生きる苦悩のある吸血鬼モノが好きな自分にはたまりませんでした！(吸血鬼ではないですが)歴史の登場人物が少し出てくるのも面白かったです。仄暗いストーリーに合う絵もとても良いです。2巻で完結？のようですが続きが読みたいです！