レビュー一覧

待ってましたっ！久しぶりの『グリム童話』。期待を裏切らない話に星５つ！全部がハッピーエンドなのに更に星をプラスしたいです！

切ない小狡さの小さな狐を救ったのが、同じ切なさを抱えるワルだぬき・・情を交わしても自分だけのお上品な先生と、道を外した導師の恩情と、色々感じいる作品でした。素晴らしかったです・・・いつもながら。

ハッピーエンドもあれば、とても切ないお話（最後とか）があって、とても楽しめました。葉月先生の描く男性は、最後に女性をこころから理解して愛する人が多い気がします。おすすめの一冊です。

いつも楽しく読ませていただいてます。次回の作品も楽しみです。

どのお話も単純にハッピーエンドともそうでないとも言えないし、登場する人も善とも悪とも言い切れない感じが良かったです。最後のお話は、ヒロインの名前（Gisela）からというわけでもないのですが、バレエ「ジゼル」を思い出しました。静かな語り口とか、全てが終わった後の諦観みたいな表情が堪らなかった。ああなった以上、"会える"だけ幸せかも知れません。それと、石や鉄の質感、錆びて回らないバルブの重さが伝わるような描き込みが、本当に凄かった。

孤きつねのヒロインを最後に助け守ってくれた修道士の彼は、良い人だったんだなと安心さました。最後のヒロインギーゼラはかわいそうだった。

作者さん買いです。表題の作品は、切ないけど最後に救いもあり良かったです。

きつねの話で泣きそうになりました(´;︵;`)　ごんぎつねっぽい話だから最後は「ごん、お前だったのか……」となる悲しいラストがくると思ったのですが、そうきたか！！！！　いい話ばかりでした

作者買いです。絵もストーリーも毎回期待を裏切りません、満足です。

つや子先生買い。皆様のレビューを読んで逆に表題作のオチが予想できてしまいましたが、期待通りの満足感でした！