レビュー一覧

アドリアンイングリッシュシリーズからジョシュラニョンさんにハマりました。今までに読んできた中では珍しい(？)警察やFBI関連ではなく、また20代の若者たちの物語です。二人の視点が入れ替わりながら物語が進んでいくのですが、最初気づかずあれ？？と思い読み返しました。両片思いを煩わせた二人です。他作品と比べて軽めに読めるお話ですが、情景描写、心理描写はさすがジョシュさん、といったものです。最後の流れは読めますが、そこに至るまでの心理描写でとても切なくなります。短い話ですが満足感がありました。

好きな作家さんです、短編ですが作家さんらしい内容でした。幼なじみが陥る思春期の早い遅いが同調する時期を逃したためにココまで引きずってしまうとは(苦笑)

幼馴染。ちょっとしたボタンのかけ間違いのようなすれ違い。長い年月チグハグで微妙な距離感を保ってきた2人。ハプニングを通して互いに向き合い素直に求め合う。やっとあるべき場所に戻ったスッキリ感！遠回りしちゃたよね。やきもきしながらも楽しく読みました。

結局両片想いなんですが幼なじみ同士のループにがんじがらめ。

短いけれど、引くことも押すこともできなくなっている2人のモダモダした感じがぎゅっと詰まっていました。それぞれの「愛」の捉え方に違いがあっておもしろかったです。イラストも美しく、とても好きです。

ジョシュ・ラニヨンをお勧めするときはまずこの短編にしよっと思いました。この61ページでシリーズ作品の危機感や焦燥感、ラブを感じられます。

作者さんの作品では珍しいのかな？若い２人。特にブレアーがティーンエージャーのようなコで、可愛らしい話でした。王道幼なじみすれ違いものでも読み応えある短編。挿絵が毎回ながら眼福。ちょっとしたシーンでも心躍る。

短いけど、ぎゅっと凝縮されたよい作品。どきどき要素もあって、楽しめました。

幼なじみで過ごしてきた時間が長いだけに、拗れてしまう2人。それぞれがそれぞれの気持ちを抱えたまま表面上は穏やかにダイビングしに行きますが、沈没船探検のドキドキハラハラする描写はさすがです。酸素の残り少ない中で、トラブルに見舞われちゃうシーンはググッと前のめりになって読みました。あーもっと読みたいジョシュ ラニヨン ！！モノクロームロマンス文庫はハズレがないので、どんどん翻訳してほしいです。

幼馴染で、ずっとお互い好きなのにすれ違ってしまっている2人。あー面倒くせ。