レビュー一覧

この種族の定めではこのラストから10年間位でチナは死んでしまうんですね…最愛の祖父を見送るまで待っいた２人ですが、生まれたのが男の子だということはルオウは子供に先立たれる悲しみからは逃れられるということですね。

不思議な大人の童話。実は 羽付きの人は本当に存在しているのでは？と思ってしまった作品。女性は自分の命が次世代に繋ぐ「バトン」…子供の羽は成長すると抜けていき 全て抜けると母親は死んでしまう。でも男性は死なないから 長生きできる→子供は 1人限定？次々、出産しないのかな--？そんな事を考えてしまった…大人の女性がいない村は 道徳的に怖い！苦笑い。

幻想的で、いつ読んでもいいお話です。誰でもいつかは死んでしまうのですが、大切な人を失いたくないと思い普通ではできない行動を取ってしまうというのは誰にでもある事だと思いました。

懐かしい作品を見つけました。若かりし頃も感動しましたが、家庭と子供を持った今読み返すと、さらに深い感動を味わえました。薄っぺらな内容ではなく、家族とは、人生とはを考えさせてくれる作品。傑作てす。同作者の作品がもっとあれば嬉しいです。

大好きな神坂智子先生の作品に巡りあえて感激しています。この作品は自分の息子が愛した、羽のある部族の孫娘に会いに行く物語で、亜熱帯の密林の奥深くに住んでるため、なかなか見つけることが出来ない。羽のある部族の子供は、１３歳になると羽がとれ、代わりに母親が死んでしまう運命です。ファンタジーな世界のお話なので、なんか不思議なかんじがします。