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レビュー一覧
サンタクロースにキスを
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106件
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2019-01-31
原題から解るように『クリスマス・キャロル』を下敷きにした話です。ただコミック版は原作ほど『クリスマス・キャロル』色が強くなく、代わりにヒーローのヒロインに対する想いの強さがより強調された内容になっています。原作では子犬を出産するヘインズ老人の犬トリクシーをコミック版では死なせるとか、最後に老人の孫２人が遊びに来る話やヒロインたちからは善良な人扱いされていたデイビス氏が実際は借地人を不当に搾取する地主だった、という話などのカット、借地人のクラドック一家の出番をなくし、代わりに老人の知り合いのクラドックさん、というオリジナルキャラを創るなどコミック版は結構原作と違うのですが、原作とはまた別の良さがある話です。コミック版で特によかったのは８年前の真相話で、ヒーローが変にプライドが高かっただけな感じの原作と比べてヒーローがその決断をせざるを得なかった心情が追体験出るような描き方になっていて、だからこそ最後の主人公たちのやりとりがより感動的になっています。原作は恋愛要素は弱いので、恋愛話が読みたいのならコミック版の方がいいです。
Renta!で購入済み -
2019-01-30
作者買いです。荻丸さんのヒーローがいつもステキで、ついつい買ってしまいます。ただ今回は、話が短く感じました。悪くない内容だったのだけど、ヒロインとヒーローとのすれ違いが、あっさりと解決しちゃった感があったのかな。もうちょっと読み応えが欲しかった。
Renta!で購入済み
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最初はヒロイン目線だったのに、途中からヒーロー目線に変わりました。なんでかなーって思ってたら、最後の告白で納得。時系列が違ってたんだね、別れてから事故にあったんじゃなくて、事故にあって母親の思惑にのりたくなかったから、ヒロインと別れる決断をした。でもさ、ヒロインからしたら「はぁ！？」って言いたくなるよね。たとえヒーローが要介護になろうとも、別に獣医師になれないわけでもないのに。別れて辛くて勉強もできなくて獣医師になってなかったらどうするつもりだったんだろう。