レビュー一覧

大人な男女の恋から愛へ成就する様子が素敵に描かれていると思います。ヒーローにもヒロインにも家族との問題が絡んでいます。その問題を解決していきながら愛を育んでいく様子と心の変化も細かく描かれていると思います。二人を見守っている周囲の人たちも素敵な人ばかりです。

3作品たのしませていただきました。最後の真打の作品にふさわしい華やかさがありました。マスコミやパパラッチのいるのが日常な二人の生活ののぞくことができて楽しかったですが、ヒーローがフィアンセ未満とはいえ、彼女をあてうまにしたのは残念です。

作者買いです。3作とも読むとさらに面白いです。

「 デボンシャーの三兄弟 」シリーズの最終話ですね。結婚相手候補がいるのにヒロインにどうしようもなく惹かれるヒーロー。否定してもなにしてもヒロインじゃなきゃダメなヒーローは父親の会社を継ぐ事よりもヒロインを選ぶほど好きだったんですね。

二股になるのかな。そこまでの関係は見えてはないのですが、女性を連れっていた先で他の女性にアプローチは嫌ですが…　ともあれ話の流れを上手くまとまっていました。

日頃の行いが悪いから肝心な時に足元をすくわれるんですよ。

パリピだけど根は真面目でいい子？そんなんおるかな〜。ヒーローもなんか単純な男で、ストーリーもちょっと退屈かも。

「デボンシャーの三兄弟　III」シリーズの完結話。ヒロイン、マスコミに追われゴシップガールと言われていますが、実際は兄に代わり一族のマンロー・ホテルチェーンのCEOとして働いたり、マンロー財団で南アフリカに視察に行き、ためらいなく地面に座り現地の言葉で話しかけ慰め、愛犬と共に避難場所が必要な美しくセクシーなだけでなく賢い女性。ヒーロー母、ヒーロー父に傷つけられた傷が深く、ヒーローを信じながらもヒロインの事を心配しています（そりゃね、同時期に3人の女性と付き合って、3人とも妊娠したのに1人とも結婚しかなかったら不信感MAXですよね）。ヒーロー元カノ・・・結局ヒーローが惹かれもしないのにズルズル付き合って、元カノがヒーローを好きになっていた。元カノに直接、謝っているけど、元カノと別れずヒロインと付き合うって二股掛け。しかも元カノと出かけるのにヒロインに伝えもせず、自分も不誠実って言っているけど、ヒーロー父と同じことしてないか？ヒーローが伝える前にヒロインにばれて「さよなら」と伝えられますが、ヒーロー「まったく・・・どうしてこんなことに！」いや、当たり前だからと突っ込みたい。その後のゴシップは男気を見せてくれましたけど。ヒーローもう少し人に誠実な方が良いと思います。最後に三兄弟の話も載っています。マルコム（ヒーロー父）・・・「自分の得られなかったものを息子たちに与えたい為の試練」は成功しましたが、このシリーズを読むたびにヒーロー母たちに誠心誠意「直接」謝れ！！！と思うのは私だけでしょうか？

海外のセレブは大変なのね。というのが一番の感想かな。マスメディアを利用したり利用されたり、恋愛すら上手く行くか行かないかはどう報道されるか次第だなんて、想像もつきません。お話し自体はサラッとしています。