レビュー一覧

異世界モノを逆手にとってここまで愉快な作品を描けるとは、やはり名作には才能が必須と痛感する一品です。異世界モノではあるけれど、似て非なるもの。だけれども、やっぱり異世界モノですね。またハード機黄金時代ネタも、当時を生きた世代にはグッと胸にくる郷愁を懐かしむ事になるはず。文句無しの最高評価です。

おじさん、あんだけ語っといてゲーム下手なのかw

ほとんさんの初単行本！ ギャグもキレてるし女の子が可愛いのも相変わらずです！

異世界モノは何作か読んでいますが、着眼点が良いというか、異世界から帰還したおじさんの後の生活と、時々語られる異世界でのおじさんの生活が中々にシュールで、見ようによっては重いのに、その悲惨さをシニカルなギャグに持っていく感じが中々にクセになりました。絵も所々稚拙かな？と思うのですが、それが漫画の雰囲気と妙に合っているというか、だんだんと見慣れてしまえば、むしろこの絵じゃないと！という気にさせられるというか…。（笑）そういえば昔のガラケーはスライドしたり回転したりと、今のスマホには無いギミックが各社工夫されていて、かっこ良かったなあ。あの二つ折りをパカッと開けるのも楽しかった。今後のおじさんと甥の同居生活もさることながら、残された異世界の彼女もどうなるのか気になります。

恋愛フラグをバキバキ折ってくおじさん(笑)。おじさんも甥くんも、テニプリの乾みたいにメガネのレンズが基本的に透けないのがまずシュールで面白いし、恋愛フラグ折りまくるのはおじさんだけかと思いきや、甥くんも折るの本当に草。異世界もので、こんなに笑った事ない。本当に面白い。

なろう系異世界チート物はお腹いっぱい。しかしこれは違った！！！もう…皆さんの絶賛コメントで書き尽くされていますが着眼点が素晴らしい！おじさんの、とことん負（マイナス）思考や喪失前の記憶と現代との差（浦島症候群？）がこの上なく面白いストーリーを生みだしていて脱帽ですっ！

異世界に飛ばされた不細工なおっさんが繰り広げるファンタジーもの…なのだが、数々の攻撃チートとは裏腹にあった瞬間に敵と認識されてボコられ、いい事をしようとしても逆鱗に触れてしまう主人公が涙を誘います。　コミュ障とセガ信者の業はここまでおっさんに試練を促すのか！　そんな業のせいか天然の人間不信になった主人公は数少ない恋愛フラグ完膚なきまでにへし折る「フラグブレーカー」と化しており、ゲームやドラマのお約束をバキバキとへし折り去っていく姿はこの作品のお約束であり、笑える点でもあります。　

とっっってもジワジワくるおじさんです。甥っ子がだんだん可愛く見えてきて気づいたら読み終わっていて、気づいたらレビュー書いてました。そんぐらいにおもろい作品です。

私、この作家さんが書いたローゼンメイデンの同人誌のファンで思わず信用借りしてしまいました。流石、ネタ回しがキレキレで好みもあるかも知れませんが相変わらず面白かったです。

そこいらの異世界モノとは趣が異なり新鮮さのあるストーリー展開で面白かった。好みが別れる画風であるかと思われるが、正義の定義であるかわいいが、女の子にきちんと反映されているので微塵も問題ではない。今後の展開が非常に待ち遠しい作品である。