レビュー一覧

おじさんは苦手ですが兄弟として育った過去など好みのお話でした。あと執着も!

後半の展開。執着と依存の関係。嫌いではない。

じんわりきます。おじさん同士、深い強い結びつき。応援したくなるし、エロも頑張ってほしい笑笑。小説として事件をしっかり追いかけていました。満点でない理由、それはエロがあと一回余分に欲しかった。それだけ～

前作は読んでいません。警察×○クザ、しかもかつては義兄弟、という設定に惹かれて購入。尚三の所有物で、イヌであることを認める、ドMな鷲沢が可愛かった。全然○クザな怖さはなかったけれど、最後の最後、尚三の定年までの年数を日にちまでしっかり把握してカウントダウンしている執着っぷりは怖かった・・・。事件の内容については、ちょっと飛ばして読んでしまいました。２人の関係が読みたかったので。もっと２人の甘い所や、尚三が鷲沢をふりまわしている所、２人がゆっくり一緒にすごしているところが読みたかったです。

とにかく鷲沢の南野に対する執着が良いです。今作で２人は45才という設定です。今までカップルの年齢の高いBLはあまり好みではなかったのが、その上を行く鷲沢のぶっ飛んだ長年の執着っぷりにもはやクスッとしちゃうからでしょうか、とにかく面白かったで す。途中からは、生い立ちを含めた男同士という関係や、刑事と組長であるお互いの立場などに葛藤する南野にとことん尽くしまくる鷲沢を応援しちゃってました(笑)

物語は主人公(受)の仕事を主軸に進みます。その合間に2人の日常を垣間見るような感覚でした。長年の付き合いを経てこの年齢だからこその、どこか曖昧な雰囲気がリアルだなと思いました。

おじ様同士!すごく痺れました（笑）続きが読みたいですいい作品でした