レビュー一覧

中学生の頃、別マで読んでいました。著者さんの漫画は好きだけど、この話は中学生の自分には難しすぎた。30年ぶりくらいに読んでみました。はっきりしたエンディングがなく、やはり難しいなと思いました。でもこういう終わり方がくらもちふさこらしさだと思います。

どの道を選んでも出会えば同じ人に惹かれてしまうんだろうなぁ。と思いながら読みました。この先は読者に想像させるという終わり方は嫌いではないですが気になりすぎる！！作者なりのラストが知りたいなぁ。。大好きな作者さんですが毎回思ってしまいます。切なさもあり、好きな作品です。

このお話は、人生ってたらればを考えてみても結果は同じと言いたいのかなあと思いました。どの道を通っても陸ちゃんを好きになる結果は同じというか。でも、どっちにしても陸ちゃんを想うヒロインの気持ちはせつないです。

余韻がある作品だと思いました。エンディングは読者に任せるような。読み返すたびに違う感覚になるお話です。

タンゴが生きててもリクちゃんのほうを好きになっていたと思います

主人公は気まずいまま別れた端午に囚われてるのとりくちゃんへの恋心に漸くハッキリ気付いたし、端午が生きていたとしてもりくちゃんに恋をするという未来しか見えないのかなぁ。この先を知りたかった。もやもやが残ります。

これはとても難しい話です。どう解釈すればいいのか分かりません。ただ一つ分かったことは端午が死んでいようが生きていようが、主人公が好きなのは陸ちゃんってことです。結局それが言いたかったのかな？