レビュー一覧

この作者さんのはムラがあルように、思います。とても幻想的で素敵なお話なのですが、この話は解りづらかったです。

面白いのだが話が入り組み過ぎているのと、登場人物がみな似て見えて、誰が誰だが、、、、。もう少し特長付けて描いて欲しかった。。。。

全編通して同じ世界の同じ時代のお話ですが、最初の主人公がずっと、じゃないんですね。連作短編集ですが、全部きれいなお話です。・・・後から知ったのですが、シリーズ物の６作目でした。どこから読んでもいいとは思うのですが、よく見ると紙媒体での出版年が書いてあったので、気になる人は確認した方がいいかもしれません。

作家買いです。砂漠と水というテーマで、こんなにも想像力を駆使できる今先生はすごいです。。

似たような内容のお話が本州日本海側の民話にあったような気がしますが、とても面白かったです。

ストーリーは面白いです。シリーズ物で倒叙人物が多く顔も似ているので大変ですが、それらを除けばとても素晴らしいと思います。

映画化ならないかなあ。「ボルジア家」みたいにうんと制作費をかけた美しいビジュアルで。登場人物の顔の描き分けが不明瞭との意見が多い一連の作品で、たしかにそう感じるところはありますが、凌駕して余りある作品の魅力のほうを支持したい。

美しい扉絵にひかれてこのシリーズを読んでいます。人間と鬼人､人外が共存する世界､砂漠という過酷な環境で生きる人々の生活や風習がとても面白く楽しめます。

表題作は物悲しいお話でした。とても良かったですが、ちょっと泣けました。自分の読んだ順番としては4冊目なのですが、登場人物たちの年齢とストーリーの流れが合わない？！ような気がします。が、細かいことは気にせず全て読み進めたいと思います。