レビュー一覧

まず声を大にして言いたいのは…面白い！！！もっと評価、そして広まるべき作品だと思います。最近、鬼滅や呪術、チェンソーマン等々、ダークファンタジー的な作品が数多く受け入れられ、それに伴うややグロ表現も多いですし、題材として神、妖、呪い系も湧くほど出てきています。こちらの作品も付喪神とそれを討伐する立場である塞目さえのめを軸にした作品ですが、ダークファンタジーでもありラブコメでもあり、それぞれの成長、また家族や人との繋がりを描くヒューマンドラマでもあります。そしてそのバランスの配合が素晴らしく、ストーリー構成、主要キャラのみならず周りのキャラまで含めた魅力的な人物描写、とどめはめちゃくちゃ絵柄が綺麗！！という、いわゆるヒット作品に必要な事柄が全て揃っている稀有な作品。ヒット＝面白いとは限らないし、売り方によっては大して面白くもないけど爆発的にヒットすることもあるのでその辺りはなかなか難しいとこもあるでしょうけども、個人的にはもっと世の中に広まって欲しいと思う作品です。

おもしろい！一気に10冊読んじゃいました！続きが気になる！

人外の話であることと絵がきれいな事に惹かれて読み始めました。そして、戦いと日常、緊迫と癒し、反する事が良いバランスでおりこまれた話に続きを読みたくなり、次第に物語の闇が出てきて止められなくなりました。

兵馬の過去は辛すぎるのに、ちょっと周りがコミカル過ぎて、アンバランスな感じ。

モノが人となり意思を持つという設定や、舞台となる京都の使い方が非常に巧みだと感じる。画作も非常に美しくそこに生きる人・モノの動きに静動がつき、引き込まれる。ストーリーは王道。2人の若者を軸にした勇気、努力、友情の物語りにして、2人を巡る恋物語である。兵馬の真っ直ぐさが、物語の始めのうちは危うさとして写り、やがてそれ故の芯の強さとして描き出される。ヒロインのぼたんも、心の闇や出生の秘密など様々な澱を抱えながらそれに懸命に抗う強さを見せ、いつしか読み手は彼らを応援し始める。紛う事なきジャンプストーリーである本作品はその極めて美麗な筆致に似合う良質な作品である。

絵がとてもキレイなので読み始めましたが、引き込まれるに至りませんでした。

門守代表、大好きです！！この作品の京都弁は、ほんまによーできてはる(^^)(関西生まれ、京都には5年住みました)門守代表がしゃべってる京都弁が、すごくリアルに想像できる！！テレビ化での関西弁も良きものになればいいな〜！(^o^);作者さん、京都に住んではるんかな？大学の受験の話や、鴨川の石などリアルですね！

相変わらずのジャンプ漫画でした。序盤の3巻ぐらいまでは面白いが、それ以降はずっとバトルバブルの引き伸ばし戦略です。はじめは敵だと思わせておいて実はそうでない展開や、中盤のどんでん返しで延命を図り、結局は敵の登場人物の強さがインフレーションしていくだけのバトル漫画でした。

展開のテンポが良く、あいだあいだに挟まれるユーモアのある掛け合いが心温まります。

読ませる！すんごい作り込んであって、説得力があります。鼻の描き方だけなんだか違和感が…