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受けの一途さと攻めの無自覚な執着心が盛り込まれていますが、さらっと読める内容でした。受けに対してちょっかいをかけていた先輩ゲイ。この先輩にも良いパートナーを！

甘めの採点。4か5で悩みました。片想いながっ！と思いながら読み進めていたら、えー！攻めの子ただたんに自分の気持ちに気づいてなかっただけなのかい！とツッコミを。高校生の時に触りっこやら抜き合いっこやらBLファンタジー満載だけど本当はその時点で両想いだったのね…それにしても10年も待たすなんて長すぎ、、、。受け目線だけでなく、攻めからの受けに対する長年のモヤモヤな感情やらが見れてなかなか楽しく読めました。作中全員いい人ばっかで、片想いから両想いになるというハピエンストーリー。最後の最後にリバしちゃうのか！？と、ギョッとさせられましたが最後までしっかりリバもなく攻めと受け変わることがなくてよかったです。もしリバあったら星１つでした。リバ苦手なので。

ずっと友達に片想いしている主人公が、友達の座を捨ててまで告白する勇気もなく側にいるのも辛いので、進学や就職で相手から離れようとしても腐れ縁かずっと進路が同じで辛い片想いを10年もしている話。転勤の話がきて、いい転機だと離れようとしたら相手の子にゲイだとバレてしまって…、という主人公の超消極的なお話。腐れ縁と思っていたら、相手の子が無意識に主人公を追いかけて進路を決めていて、告白もその子からで主人公は何もしてない。ゲイバーで、主人公が自分の今までを振り返って寂しいと泣くシーンがあって、作者さんが最後まで主人公の操を守りきり片想いの相手に初を捧げさせ、相手の子が非常に喜ぶのですが、そこが一番嫌なシーンでした。主人公が自分のセクシャリティに折り合いをつける意味で他の誰かと関係を持っていたとしても別にいいと思うし、処女幻想が嫌だなと思った。

無自覚な方が執着心が強くて縁を繋いで来た関係性が萌えました。

作者さん買いなので、評価は甘めですが、絵とストーリーのバランスが良く、良い意味でサラッと読めます。幼馴染のノンケとゲイのラブ。社会人になっても付き合いがあり、ノンケの攻めが恋愛感情に気付くきっかけや、過程が良く伝わります。一冊まるっと1カプなので、感情移入がし易かった。当て馬のゲイの先輩も気になる存在です。是非そちらのラブも読みたいです。エロはサラッとしてますが、ストーリーに沿ったエロさの方が個人的にはドキドキします。くっ付いてからのラブがあるのも嬉しいです。

「嫌悪感はない」って正直だけどすごい失礼、、、。処女信仰のある少女漫画でした。

受けが健気で一途…。個人的には攻めよりも橘川さんの方が良かったと思います。ベッドシーンで怖気付いた受けに殴られても笑って許してくれて、人間関係にも気を配ってくれる良い上司でもあるので人間的にもこちらの人のほうが魅力的に思いました。一方で下心も勿論あったのだとは思いますが…(笑)結果的に攻めと結ばれて良かったのでしょうが、攻めの魅力がいまいちよくわかりませんでした。鈍感すぎるキャラはあまり好きではないのかもしれません。

学生時代から社会人になって関係がもだもだと動いて～って話、結構好きなんで読んで良かったです。絵も見やすくて好きでした。

大阪の男に取られなくて良かったです。攻めが自分の気持ちに気付くの遅すぎ。てかあの受付嬢にイラッと。。。現実にもあのタイプいるけど漫画で見ても苦手でした。

ありがちなストーリーとはいえ、丁寧に心情が綴られていて読みごたえがありました。受けの10年もの間の切ない片思いの気持ちは胸に迫るものがあり、上司の前で「寂しい」と思わず呟く場面では目頭が熱くなってしまいました。作者様のサラリーマンものはやっぱりいいですね。