レビュー一覧

リンかけの続編。１の子供達世代の活躍を描く。１でやや謎となっていた不整合部分を埋めるようなストーリーとなっている。１のような圧倒的迫力はないが、車田先生自身がケリをつけたかった部分を読めるのは良いことだと思う。

前作を読んでいてとても面白かったので読んでみると、それ以上に面白くてとても良かったです

絵もネームも、作者全盛時と比べると残念なのは否めませんが、要所でそのガバッと空いたツッコミどころに不覚にも笑ってしまったり、かと思えば、前作から本作前半のツッコミポイントだった河井の設定の謎に筋が通ったり、意外と面白いところもあります。さすがベテランで読みやすいし。自分が熱くなった名作の続編と思って真面目に読むと残念に感じますが、作者自身による2次創作とかパロディと思って気軽に読めば、まあまあ楽しめるでしょう。

序盤の絵が気持ち悪かったけど、終盤は少しだけ昔の絵に戻ってきたかな？必殺技のポーズがダサくなったのは残念すぎる。

リングにかけろ１のキャラクターも登場し今回のキャラクターとの関係が判明していく様は結構痛快です。残念な点はストーリーが前作をなぞっていることや、画力が単調なことなどが挙げられるのでは？しかしながら剣崎順と高嶺菊の息子となれば読むしかありません。