レビュー一覧

いくえみ先生のこの独特の世界観がたまらない！やっぱりせんせい、最高！

面白いです！冒頭から引き込まれっぱなしでした。ヒロインがかわいいです。

う〜ん。相変わらず複雑な心境になっちゃう・・読んでスッキリ！ってならない・・ちょっと考える。なんでも、そんなにうまく行くわけないよなぁって。

大人と呼ばれる年齢の女性が年下の高校生に恋をしてしまい、どうにもならないんだけどどうしても諦められなくて無様に足掻いてしまう。彼女の行動ははたから見ると圧倒的に幼くはあるのだけれど何だか分かるな〜と思いました。大人としての分別や尊厳も十分あるが故に、どんどんおかしな事になってしまう。おバカだけれど切ないな〜と思いました。祐実ちゃんが宮本くんを好きになるきっかけも「まぁ分かるっちゃ分かるｗ」という感じでクスッと笑えます。同掲載の『キャベツの国から』もおバカで愛しい女の子が出てきて面白かったです。

このバラエティーに飛んだ短編集どれもすごくよかった。発想がすごい。

たくさんある短編の中でもあっさりショコラが大好きです。続きが読みたい所で終わっちゃうけど。

読み切りでも満足できるのが流石だと思う。

いくえみ先生の大ファンです。この一冊は　失恋じゃないんだけど、やっぱり　失恋がテーマですね。でも　普通の失恋じゃなくって、一人が失恋してるんでもなくって、複数？になるのかな、そこも　やっぱり　いくえみワールドの中の失恋なので　ややこしくって、読んだ後、フーって息継ぎしたくなると思います。

いくえみ先生の手の中の恋愛は　ほんとに　刺激的だと思います。一度　ハマると　沼ですね、あ、っていうか、アッツアツの温泉かサウナかも。だって　気持ちいいんだもの。でも　ずっと　浸かってると、ちょっと　シンドクなるけれど、そのシンドサも　脳と心に刺激的。この一冊、短編集ですが、良い、やっぱり良い。一つだけ　（ブローチ）は、ちょっと　悲しかったけれど、他の３つは　フフフって笑いも出ちゃう元気なラブコメでした。