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レビュー一覧

いねむり先生

5点 5.0 2件
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  • 2026-02-22
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    色川武大も伊集院静も「無頼派」に属するが、関川夏央にいわせれば「真面目すぎて心身を痛めた小説家」だという。仏教では人の心の中には地獄・餓鬼・畜生・修羅があるそうで、それらを心の闇というなら無頼派は心の闇と真面目に向きあいすぎる人のことをいうのであろう。物語の表面は「サブロー」における妻の死の受容と超越なのだが、ところどころに描写される「先生」の心の闇や「先生」に寄り掛かることで充足感を得る人々の姿を見るに、本来の主題は「先生」のような無頼な人々への鎮魂なのだ。いろいろ疲れているときに読みたくなる作品。