レビュー一覧

泣けました。いつの時代も女は強いものなんだなと思いました。久々に漫画本で泣きました。

いい話でした。絵柄が優しくて、辛さや愛おしさが心に沁みました。主人公が移動すると読みにくいかなと思いましたが、そんなことはなく、むしろ世代交代していったから、感動が倍増しました。確実に２ヵ所、堪え切れずに泣けました。題材の「被爆」は今や「時代遅れ」と扱われているように感じる昨今ですが、そうではない、永久に、人が人である限り忘れてはならない事柄だと思います。いつまでも恨むためではなく、苦しむためではなく、赦すためにも忘れてはならないと思います。赦す相手は国や個人ではなく、そうした過ちを犯してしまう人間の性そのものです。二度と同じ轍を踏まないために、やった方もやられた方も、忘れてはならないのだと感じます。こうした思いを喚起させて下さる良作が拝読できて、幸いでした。

10年以上前に放送された3部構成のドラマ「百年の物語」に設定が似ています。特に第3部の主人公と類似点が多すぎて……許されるラインを越えていると思います。それとも「インスパイアされた作品」と銘打っているのでしょうか？完全なオリジナルとして発表されたのであれば問題がある気がします。

どうしようもなく涙腺が緩くなり困りました。戦中、戦後を生きたひとたちはどれだけの悲しみを背負い、そして生き抜いてきたのか。そしてその悲しみとたくましさの上に、私たちは生きているのだと思います。反戦コミックではなく、上質の恋愛ものです。絵も安定してきれいですし、ストーリーも無駄がない作りです。男女問わず、気負わず手を取っていただきたい本ですね。

男性社会で働く女性です。出てくる女性に都合が良すぎる設定で、男性の扱いが軽く、入り込めませんでした。男性は、それぞれの世代の理想像なのでしょうが…。「猫背の女」も、女性に長く働いた経験があり生活能力があるのに、問題がこんなに大きくなるまで解決できないのはおかしいです。

普段利用するサイトで事あるごとに広告で表示されていたのに最近表示されないなぁと思って残念に（？）思っていたときに久しぶりに表示があり拝読。「男の人の前で脱げへん！　」と心の中で絶叫するコミカルシーンが広告になっているのでどういうお話かなと前から興味があったのですが思いのほか真面目で素晴らしい内容です。祖母。見合い　母。グレていて通っていたカフェで　娘。同棲と三世代の出逢いはそれぞれ時代背景にあったものになり、出逢いの年齢層も二十代、十代。四十代と幅広く親子三世代の主人公それぞれの時代背景と性格全てが魅力的です。当作品は女性の描いた物語ですが、戦争、被爆、失職と数々の困難に遭いながらも花を咲かせていく三人の乙女の物語は男性から見ても女性からみても感動を禁じえません。特にお好み焼きはソバ入りかどうかで揉める話はバカバカしくも切ないですね。是非、御一読をお勧めします。自分は二巻一気読みしました。

一気に読みました。号泣というよりは、しんしんと心に沁みてきて気付いたら涙が出ていた感じです。私も花を咲かせることが出来たので、余計にそう思うのかもしれませんが…立ち読みで終わるのはもったいない！迷わずチケットを追加して無期限にしました。２巻の「猫背の女」も良かったです。この作者さんの描く男性像が理想です～ああ、こんな男性がそばにいたらね…

今まで色んな戦争時代描いた話を読んできましたが、これは本当に涙なしには読めませんでした。自分も結婚して子供のいる身ですが、主人公の祖母と同じ立場におかれたら果たして生きていけるだろうかとそんな思いが何度も何度もあふれてきました。今の自分たちがいられるのは本当にあの時代を生き抜いてくれた人たちがいて、今のこの国を作り上げてきてくれたからなんだと改めて思います。今の平和な世の中で暮らせていることを感謝し直す必要があると思いました。もうすぐ原爆投下の日、そして終戦記念日を迎えますが、その前にこの話に出会えてよかったです。心の底から平和であることに感謝したいと思います。たくさんの人にこの話を読んで欲しいです。

とりあえず40歳の主人公でこの絵柄はイタいと思います(笑) この表紙見ても、まさか主人公が40歳とは思わないでしょ。絵が下手なわけじゃないのに、何故こうなった、、、

素晴らしい作品です。。泣きました(;_;) 最愛の人をうしなっても、尚、生きていかなければならない現実と強く向き合い立ち向かった女性のお話です。戦争で奪われていく本当に尊い命、、。皆、誰かの大切な人。その事を思うと戦争はもう二度と起きてはならない、人類最悪の出来事だと思います。今の平和な日常をかけがえのない大切なものだと実感させてくれる作品でした☆☆一人でも多くの方に読んでいただけることを願っています。