レビュー一覧

最近昭和の少女漫画を読み返しているのですが、リアルタイムで面白かったと思えた物がやはり時代背景や自分の年齢相応の経験値から最後までは読む気が起きない物ばかりでガッカリだった。そんな中くらもち先生の話は秀逸。服装等に当時の流行を感じさせる物はあれど、令和の今読んでも全く古臭さを感じないし、なによりストーリーが素晴らしい。いい歳の大人が読んでも考えさせられるし、好きや愛してるだけではない登場人物の心情表現が類をみない傑作揃い。このお話の中では、サイちゃんが初めて葵の家を訪れた所が最高に良い。葵の柔和な性格は、母を初め家族の皆が持つ明るく優しい空気の中を感じて改めて感じるもので今までサイちゃんが人生で味わった事の無い暖かさだったのだろう、トイレのシーンでサイちゃんと一緒に泣けてきた。是非娘にも薦めようと思ってます

色々あったけど幸せそうでよかった。葵さんは素敵な女性だよ。

今でも色褪せない80年代の空気が最高です！電話ボックスが出てきても、まったく古臭く感じないところがさすがです！

くらもちふさこ先生の話で1番好きな話です。高校の時に読んで久々に読みましたがやはりよかったです。高校時は断然葵派で冬子が嫌いでしたが今は冬子にも魅力を感じ、私自身も大人になったなと思います。

一人暮らしの男の子に言い寄る女の子がいっぱい！なんて今時のハーレム物のような展開なのに全くそう感じさせないのはくらもちワールドゆえでしょうか男性にもオススメの少女漫画だと思います

大好きな漫画。何十年かぶりに読みました。懐かしい〜〜〜(≧∀≦)今読んでもハンパなくイイ作品と思います。内容が濃くて、読後満足感を感じます。登場人物が個性的でリアル。他のくらもち先生の作品も読みあさってます。

昔、紙で読んでいて大好きだったので読み直したくて購入しました。男子高校生のモノローグで進んでいく珍しいタイプの少女マンガです。雑ちゃん&葵は私の中のベストカップルに入ります♪ オトナになった今でもとても暖かい気持ちになります。また何度も何度も読み返したいと思います(^^)

昔紙でもってましたが、数十年ぶりに読みました。くらもちふさこ先生にしては、すごく普通にわかりやすい男性、でもとっても素敵に見える。こんな恋愛いいなって思える。氷見くんや、冬子は、くらもち節が出てて満足(笑)母に捨てられた男性が多いのも特徴かもしれません。孤独の意味を知ってる。

母は蒸発し、父は亡くなり、一人貧乏暮らしの喜由。バレンタインに手づくりチョコケーキを持って現れた星野葵と名乗るドジっ子は喜由の前髪を焼くわ、部屋をめちゃくちゃにするわの疫病神。でも焼かれた前髪を切って学校に行くと、あか抜けたと急にモテモテになる喜由。憧れの冬子とも急接近。部屋のお詫びにと葵にもらった宝くじが２０００万円の大当たり。葵は疫病神ならぬ幸運の女神だった！そして喜由と冬子と葵の微妙な三角関係が始まりますが…。実にくらもち先生らしい作品です。ハンバーガー屋のおばさん→見知らぬ女の子→部屋がぐちゃぐちゃ→宝くじとカオスな展開で読者を混乱させて、何一つ無駄なエピソードがありません。捨てゴマが一切ない完璧に計算された作品です。う、うまい！！ただ面白いと感じるかどうかは読者次第です。

急に読みたくなりここに有って感動。実家に帰れば有るのに遠いし・・ポチッするか悩み中です。子供の時は理解してなかったシチュがあれもこれも今はたまりません！くらもちふさこ作品は流石です。そして絵も可愛い。