レビュー一覧

絵も時代も少し古かったですが、作品内容はどれも古ぼけてなくて良かったと思います。

どれも大人の恋愛でしたが、いくつか引っかかる所もありモヤッとしました。表題作は、息子がやけに冷静でしっかりしててちょっと可笑しくなりました。父親が不倫相手に『離婚の話をしたら、まだまだ結婚する気などない』と言われた場面、散々反省してたようなくせに不倫相手と再婚する気も五分五分あったのか？とムカつきました。それと［ときめき］の課長さん！妻への愛を切々と語ったと思ったらその足であっさり部下と！これが(据え膳食わぬは男の恥)ってやつですか？部下の女もそれ聞いておきながら！課長さんはとことん紳士であって欲しかったなぁ。あの台詞の後ではなんかバカっぽかった…

誰か一人をずっと愛し続けられないのが人の本当の気持ちかも知れないけれど、自分の相手がと思うと嫌ですね。