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レビュー一覧

総合評価
5点
4.4
(8)
5点 5 4
4点 4 3
3点 3 1
2点 2 0
1点 1 0

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2019-01-13
評価点
5
カイコさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
全然レビューがないのが残念で応援を込めて…これを読まないのは勿体ない!!13歳の時に自由奔放で無敵な英雄(攻)に抜け殻になってしまうような恋をした晴人(受)。やがて歳を経て、相応な痛みや喪失を得た2人の大人のハッピーエンドなお話です。攻め受け両視点で物語が進むのでモヤモヤもなし!文章が上手く表現が滑らかだからかな、2人の心理描写が誰にもある若い頃の難しい感じや気持ちが文字からも伝わりました。脇を固める晴人の上司の弓削さんもダイニングバーのマスターのリンも大人でチャーミングだし、登場する女性も愛すべきキャラクターで…何より皆んな、人としてカッコイイ!タイトル通りのはるか彼方の心臓を食らうような恋の話が楽しめますよー!
2021-09-12
評価点
4
テオさん
Renta!で購入済み
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ごく最近作品を読み始めた作家さんですが、細やかな心情を描くのがとてもお上手だと思います。攻め受け両視点から、それぞれの過去や相手に対する想いを丁寧に書いているので、どこにも唐突感が無くHシーンは少なめですが「ああ、結ばれて良かったね」と思ってしまいます。脇キャラも非常に丁寧に掘り下げてあるので、それぞれが魅力的。この作品でも、人情味あふれる警官の弓削、彼に想いを寄せるゲイのダイニングバー・マスターのリン(弓削とリンのスピンオフ希望!)主人公英雄が店長を務める古着屋のスタッフ夏希とせりか… 脇なのにしっかりと存在感があって、それぞれのキャラクターが生き生きしてます。通り魔の犯人は、背の高い女性か?もしかするとせりか?というミスリードを誘おうとしていたようですが、割と初めの方から早坂であることが透けていたのでさほど驚きはありませんでした。他作品もそうですが主人公の仕事に関する部分をきっちり書いておられるので、職業BLとしても楽しめると思います。
2020-07-29
評価点
5
猫の目さん
Renta!で購入済み
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もちろんストーリーは2人の恋の顛末なんですが、群像劇のように周囲の人物像もしっかり立ち上がっていて、主人公たちだけでなく、弓削やリンや従業員の女の子達も、みんなどこか不器用な自分なりの筋を持った愛すべき人たちでした。文章良し、会話のテンポ良し、読後感良しの作品です。
2019-11-13
評価点
5
acchiさん
Renta!で購入済み
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著者の未読の中から、タイトルのインパクトに惹かれて選んだのですが大満足でした。今回も主人公たちは過去を抱えてひっそりと生きていましたが、どこにでもいる普通の人が主人公なのが新鮮でした。主人公を取り巻く人たちの人物描写や語る言葉にも力と深みがあって、物語に厚みを与えていると思いました。追っかける受けさん(ツンなので決して追っかけているそぶりは見せません・・)、追っかけられる攻めさん(昔持っていたキバを折って勝手に静かに生きると決めている・・)のやりとりもだんだんにLOVE度が上がっていきます。自分の心臓なのに、好きな人の傍らにあるような気がするほど思っている・・とタイトルを意味づけしてみました。切なさがたくさんつまっているのに、最後はほっこり幸せを感じる良いお話でした。
2019-09-27
評価点
4
りんご飴さん
Renta!で購入済み
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初恋拗らせたような攻めが大好きな受けの恋が実って本当に良かったと思いました。攻めもとても魅力的な男で過去の呪縛から解き放たれた様子に安堵しました。繊細で優しい話でした。
2023-02-15
評価点
3
MAHOさん
Renta!で購入済み
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割と現実的にもありそうなお話です結局ハピエンなのですが頑なですね。
2021-03-10
評価点
4
しらっくさん
Renta!で購入済み
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再会物。中学校の先輩後輩。受けの晴人にとっては忘れられない人で、攻めの英雄は覚えていない。そこから丁寧にお互い必要な関係になっていくのが良かった。晴人がツンツンしている割に、本来の警察官業務外の相談事(表紙の子どもに泣きつかれた『猫を探しています』、おばあちゃんに頼まれた電灯の取替え等…)を、自分の非番の日に請け負っている姿にキュンとしました。ツンの中の優しさに萌えます。
2020-01-28
評価点
5
ゆめさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
よかったです。みんな抱えてるものがあって、それぞれに足りないところがあって、それでも生きていかなきゃっていう不変のことがクサくなりすぎない優しい視線で描かれてました。英雄は過去が少し救われて、晴人は青春時代に強烈に惹かれた相手への思いが報われていたせいか読後、自分も何だか少しスッキリした気分です。