レビュー一覧

さちみ先生の絵柄もあってて甘くバレンタインにぴったりなお話で文句なしの面白さでした。ＨＱには珍しいヘタレ（失礼）がヒーローで思わずこっちが応援したくなりました。（でも、素材は悪くないのがツボ）ヒロインは仕事も出来て家族思いのしっかり者で可愛かったし。ヒーローとヒロインの掛け合いはコメディ入ってます（＾＾）しかし、ヒーローってばロマンス小説のベストセラー作家なのに、最後のプロポーズの言葉はなぁ･･･（笑）

男性のHQ作家が本当にいるかどうかは分かりませんが、これは面白いお話だと思います。僕は（もちろん書きはしませんが）男のクセにHQが大好きです。そう言うとけっこうヒカれたり、笑われたりするので、このヒーローにはすごく共感できました。HQ好きな男性がいたっていいじゃないかー！、と（こっそり）思ってます。ヒーローがかくHQが甘々な、と自ら言っちゃうあたりもなんか分かる。がんばってる女性に読んで欲しい作品だなぁ。

ハーレクインのヒーローといえば傲慢で俺様な肉食系だけど、このヒーローはヒロインの名前すら（好き過ぎて？）気軽に呼べないようなヘタレ草食系です。でもそれがよかった！どんどん格好良くなるし、ヒロインを包み込むような優しい愛情が凄く伝わってきました。ヒロインがヒーローにどんどん惹かれていく過程の描写も丁寧で、全体的にテンポがよく最後までニヤニヤしながら読めました（笑）　ロマンスものの中には、この二人結婚後に別れそうだ…と思うような主人公たちもいるなかで、この二人なら絶対に幸せになれると思わされた作品でした。さちみさんはドレスや衣装も凝っているので読み応えがありますね。

ハーレクインというよりラブコメ！最後まで楽しく笑って読めます。気弱なヒーロー(眼鏡を外すとハンサム)がヒロインに中々想いを告げられない姿は少女漫画の主人公みたいｗ想いが通じ合ってENDではなく、その後の2人の様子も読めて良かったです。

個人的には、ヒーローがイケメンだろうと何だろうと、性格が悪かったら魅力的と思えないため（性格が悪くても、コメディタッチならまだ楽しく読めますが）、こういう誠実で優しくてシャイなヒーローは好きですし、ホッとします。お金持ちではなく、自分の魅力にも気付いていなくて、女性にも慣れていないという設定も新鮮でした。さちみ先生のハーレクインコミカライズのヒーローは、傲慢でも冷酷でもない優しい人が多くて好きです。ヒロインも、とっても可愛い容姿や性格と、ビジネスでの有能さにギャップがあり魅力的です。本当にお似合いで可愛いカップルで、二人を応援する気持ちになって読んでいました。古き良き少女漫画のようなお話です。それと、さちみ先生はロマンチックな衣装を描かせたら天下一品だと思います。

思った通りのカワイイお話で満腹・眼福です。ヒロインのしっかり者具合とヒーローのヘタレ具合がちょうどよくかみ合っててうまみが増してます。上司は出てきた瞬間「コイツヒロインの○○、○○っ○○だろ」と思ったらズバリその通りでした。そしてヒロインの着せ替え人形っぷりがスゴイ。紙媒体で買ってたらスキャンしてぬりえしたいくらい。最後のページなんか、「おひめさまぬりえ」そのものですよ～。めっちゃかわいいです。

迷わず作家買いです。これはヒーローがシンデレラ(笑) 魔法使いは老夫婦。自分で執筆した本がカボチャの馬車なら、出版絡みの騒動(？)は舞踏会。て事はヒロインに言い寄る上司は意地悪な継母達か(笑) シンデレラも元が良かった様に、今作のヒーローも磨けば光る宝玉で、ヒロインは自覚無しにそれを見抜いていたと思います。所々にちりばめられたユーモアがまた楽しい。さちみ先生は女性の描き方が逞しくて大好きです。

さちみ先生買いです。ストーリー最初から凄く相性のいい二人です。へたれヒーローは優しく一途にヒロインを思っていて可愛い。家族やヒーローの為に一生懸命なヒロインも可愛い。とにかく可愛い！良い作品だと思います。

ヒーローの純朴さに感動するし、ヒロインの優しさとちゃっかりしっかりした性格に感心するし、ギャグもあればハーレクインらしい華美さもある。原作がいいのかもしれませんが、さすが『さちみりほ』さん！と言わしめる描き方で、とっても楽しめました。借りて良かったです！

さちみ先生の絵柄にぴったりなかわいいお話でした。ヒロインのお顔のかわいらしさ、変身後のお洋服のかわいさ、ヒーロー変身後のイケメンぷり、随所に散りばめられているコミカルシーン。ツボでした。本当に面白かったです。乙女チックでワンコなヒーローですが、普段の肉体労働のお陰で腕っぷしはかなり強かったというシーンに涙が出るほど笑ってしまいました。実際そこまで読み進める前にギャップがあるけれどどっちなんだろう…って思っていたので余計にだったと思います。読むと普段のいろんなことを忘れてほんわかします。そういう時間て大切なのでこれからもさちみ先生の作品を読んでいきたいと思います。