レビュー一覧

いつもハマり切れない作者さんなのですが、ものすごい評価の高さに思わず手を出してしまいました。が。すみません。いやー、暢かわいそ過ぎじゃないですかね。つき合ってる相手がこんなだったらイラッを通り越して悲しくなります。男だろうが女だろうが、信頼って大事なのに。自分だけが身体を作り変えられる不安とかって…そんなの自分が相手を信用してないことの言い訳にはならない。暢の心が広すぎるなって思います。こういう人はまたきっとこんな騒動起こしますね。女々しい、女々しい…と思いながら読んでたら「俺そんなに女々しい？」ときたから思わず笑っちゃいました。とは言え、登場人物多いのにみんなキャラ立ってるし心理描写も丁寧に描かれているし、私は少し合わなかっただけで、そんなに悪い作品ではないとは思います。

★が足りない、★が、、！！！というくらい、よかったです。。！！寝不足に悔いなし。暢がもうホントにオッットコマエ~でした。君はホントにあの暢くんなのか。対して今回、大地のほうがちょっと、、めんどくさい。でも相手のことをすきな自分が受け入れられない、離れたくないのにいっしょにいるとありたい自分でいられないという苦しみは共感できるものでした。ふたりで涙をながして、ぶつかりあって出した答えに胸熱。。よかったです！！そしてかきおろしの１週間禁欲からの~にめっちゃ高まりました。。そりゃ前だけじゃいけないからだにもなるだろーよ。

1巻目も素敵な内容でしたが、2巻目は1巻目を超えるほどの内容でした。深くて深くてのめり込みます。何度も読み返せる作品です。

待ってましたー。分冊版も読まずに我慢してました。ものすごい良かったです。前作で付き合ってから四年経つ二人のお話。四年も一緒にいればお互いが気づいてないところで悩むこともありますよね。大地が悩む気持ちもすごい分かるし暢が大地を想う気持ちもすごい分かるので共感しつつ、またもやもやしながら読んでました。大地が暢の嫉妬対象が女の子じゃなくて男性ってところに引っかかるところとか切なかったです。それでも二人の散歩シーンは感動でした。二人のすれ違いには本当にひやひやしながらもにやにやが止まらない作品です。笑特に巻末の話はにやにやしっぱなしでした。暢かっこよくなったなー！笑 大地がおねだりする所とか暢に駆け寄る所とか可愛すぎて悶えました…笑書きたいことが多すぎてまとまりませんがおすすめです！前作と合わせてぜひ読んで下さい。

「好きな人といるのに好きな人といる俺は卑屈で惨めで、なんでこんな自分なんだろう」胸がぎゅっと締め付けられた。男性同士の恋愛なのに、大地と暢が悩んでいることになぜかすごく共感できた。まるで本当に存在する誰かの恋愛を覗いているみたい。そのぐらいリアルだった。もしかして絵津鼓さんは天才なんでしょうか。

あーーーーー！良い！少しずつ、より大人になっていく二人。二人でいる限界に差し掛かる…自分らしくありたいけれど、君にも君らしくいて欲しい。二人のだした答えは…。くぅー( ノД`)…泣いちゃうよ。今回は絵津鼓作品の中で１番じゃないかと思われるエチ多数♪ヽ(´▽｀)/可愛く乱れる大地が好き☆ページ数も言うことなし！安心安定の絵津鼓作品です(*´∀｀)

暢の驚くほどのスパダリっぷりにそりゃ女子も放っておかないよな…と妙に納得してしまいました。大地も相変わらずいい子でそりゃもう可愛くて、暢が溺愛してしまうのも分かります。前作のヤキモチやいて怒る(拗ねる)姿とは見違えるほど思いやりを持って心底大地を大切にする暢。暢を好きになって男同士の恋愛に嵌りどんどん身も心も変わっていく自分に不安や焦燥感を抱く大地。きっと実際同性と付き合うとなったら沢山悩むだろうし綺麗事ではいかないことが山ほどあるだろうし、そういうすれ違いもリアルで、終始そのリアルさが切なくてでも温かい、そんなお話でした。読もうか悩まれている方は是非2作続けて読んでみて下さい！BLの枠に留まらない深くて素敵なお話です。

待ったかいがありました。すごいなー。まじ、すごいなー。こんな微妙な感情を、それも２人の違う人間の感情を、微に入り細に入り表現できる作家さんの力量に畏敬の念を覚えます。なんか２人と一緒に一山越えたような気分で、とても清々しい。自分も成長したような気分になっとります。はぁー、この素敵なカップルに幸多かれ！と青空に向かって叫びたい。あはは。

200ページくらいから、読み終わってしまうのがもったいなくて何度もページを行ったり来たり・・ｗほんとに好きな作品て最終回が見たくない。ずっと二人の物語が続いてほしいって思っちゃいますねぇ・・あーこの作家さん大好きでうす!!!BLだろうがなんだろうが物語が素敵ならこんなにグッとくるんだなあと思わせてくれる作品です。今まで読んだBLの中で最高傑作です!!!マジで!

私は絵津子先生の作品が本当に好きなのですが、是非ともいろんな人に読んでほしい1作です。ゲイカップルのリアルを描いた、とありますが本当にリアルだと思います。そういった界隈の方々のことは詳しく分かりませんが、｢あぁ本当にこうなんだろうな｣と感じられます。同性だから、こその悩みが胸に刺さります。大事だからこそ衝突して、それでもお互いが好きという2人が素敵です。前作のSUPERNATURALを読んでいなくても読める、という感じですが、合わせて読むとやはりキャラクターたちの歩んできた道が再確認できるので是非。また、ちょこちょこAPARTMENTの2で描かれていた、アサトから見た2人のシーンがあってそこも繋がっていて楽しいです。そして過去作品に比べるとラブラブシーンが多めでキュンと出来るかと(笑)いろんな人のいろんな気持ちがあって当たり前だけど、自分らしさが大事、と再認識させられました。