レビュー一覧

表題作、「ちょっとちょっと、一体なにごと？？」っていうくらい萌えました。実は「兄の忠告」はすでに雑誌のCannnaで読んでいて、その時も、続きが読みたい！とレビューに書いていたくらいなのですが、コミックスには兄の忠告の書き下ろしがあると聞き購入しました。結果、私は書き下ろしの１１ページに７チケ払ったとしても全く後悔なしです。ああ、お兄ちゃんと弟の、あんな続きが読めるとは夢のよう。といっても、実はこのコミックス自体は独特なので、普通のＢＬ期待されてる方には注意が必要です。まずエロを求めている方には不向きですし、そもそも恋愛にさえ発展してないお話もあります。また、この素晴らしくカッコいい表紙の弟のような雰囲気の絵が拝めるのも、表題作と書き下ろし合わせて５０ページくらいで、作品によって雰囲気も絵柄も色々です。作者さんの引き出しの多さなのでしょうが、ＢＬ展開とエロを期待した上で表紙買いすると後悔する可能性が高いので、その辺りを知った上で購入した方がいいと思います。全部で５つの短編が入っていますが、例えば、美少年の恋人が魔女に呪いをかけられていきなり毛虫になってしまうという、カフカなの？？みたいなシュールな漫画があったりします。漫画としては非常に面白いのですがＢＬのときめきとは異なりますし、コミックス全体的にみてもＢＬというより匂い系くらいな感じです。ということで、ＢＬ漫画として読むより、ものすっごい才能を感じる漫画家さんの初コミックスを読みたい方、または兄の忠告の５０ページに７チケ出してもぜんっぜん後悔なしっていう方にはホントお薦めです。何度も言いますが、兄の忠告、最高に萌えます。朝田さんが今、雑誌に新連載されている作品も面白いですし、デビューされたばかりのようですので、これから色々な作品を書いてくださるのがほんと〜〜〜に楽しみです。

表題作が非常~にいい！ホントに新人さんなんですか、画力も凄いし、ちょっと羽生山へび子さんと同じ、大物の匂いがプンプンしますー♪本編はBL要素ナシですが、おまけまんがにちょっとだけこすりっこシーンが載ってます！朝田ねむいさんのblog「そんなにねむくない」で本編直後のボツネタ(スカトロネタ＆短編2)を読んできました。この兄弟ネタで、続編を熱烈希望です！楽しかったです。ありがとうございました^^

「掘り出し物」感満載！これからが楽しみな作家さんです。Ｈは少ないですが、いろいろ想像（妄想？）をかきたててくれるムードがあります。弟と離れていた１０年間の兄貴の生活は、とか・・・！是非、どうして家から離れなければならなかったのか続編求む。です。

BLとしても一般誌に載る漫画としてもとても中途半端じゃないでしょうか…。画力もある方ですしお話も破綻している訳ではないのですが、すべてのお話に「…で？」と言いたくなりました。昇華が足りないので、そういう物語性を求める方には肩すかしだと思います。

こういう独創的な作品が描ける作家さんは、素直に応援したくなります。　短編集で、作品によって好みが割れると思いますが、毛色の違う物が読みたい時にお勧めです。　「THE SWERVE」・・・ＢでもないしＬしてない。でも、読後感が清々しい。短い作品ですが無駄がなくてよいです。　「毛虫」・・・シュール。　「波の音〜」・・・小説家先生の恋愛遍歴が作品に反映されているというお話。ラストが良かった。　「兄の〜」・・・表題作の他に続編とおまけ有。兄弟の距離感が微妙なままで終わったので、もっと踏み込んだのを（ちゃんとＬしてるのを）読みたいな。人物は魅力的です。　キャンペーンで１チケなので借りました。全体的に好きな作風です。無期限にするほどではなかったので星４ですが、何年か経ったら読み返したくなりそう。

表題作の《兄の忠告》、これだけなら星10！グレ気味だけれど甘え上手な弟と、弟相手に過保護なのにS気質も併せ持つ兄のお話。どこがどうと言えないのですが、お兄さんの描写に色気がたっぷり！　弟に対して過保護なのも、ちょっと闇がありそうというか病んでる感じもあって、クセになり心に残るキャラクターです。こちらのレビューでもみなさまがおっしゃるように、つい作者さまのブログを訪れ、話の捕捉的な漫画を読み、沼にはまりました、、、深い沼に、、、表題作だけでマルっと一巻読みたいです、本当に！他の作品も味わい深いのですが、萌え的にという意味でひたすら表題作押しです！

他の方が仰っている通り、オマケの7ページのためにチケ払ったようなものかもしれませんこれ。最高。表題作のオマケです。途中で入っている話は、もはやBLとはいえない話でものたりませんが、なんせオマケに星5です。ええ。（笑）

話題になってたので購入しましたが…ウーム…これはBLなのかしら？いまいち萌えませんでしたすみません×描き下ろしは良かったです。

変ですね〜。面白いです。ＢＬに当てはまるかは難しい所ですが、洋物の短編小説か、毒気を匂わせる童話を読んだような感じがしました。ストーリーは特別な題材では無いかもしれませんが、作家さんの感性が独特で癖になるような読後感があり、１話終わるごとに次の話しを期待して読み進んでいました。２話目のユキチとイナゾーの話しにはイチヨウが間に割って入って来るんじゃないかと思いましたが、違いました（笑）。

表紙の兄貴の話は1本って…ちゃんとレビューみればよかった。やたら推しのレビューの「参考になった」数が多かったので期待したのに…確かに兄貴の話は萌だったけど短すぎる。他の短編は読み飛ばしたくらいつまらなかった。魔女の呪いで相方が毛虫に見えるから何だっていうんだ。オヤジ2人の日常みたいなやつ？なんか鬼の話とか？（絵しか見てないからあやふや）ｴﾛは読み切りだけで他は全くないし。なんにも萌ないわ〜そもそもBLじゃなくてもいいじゃんってのばっかでした。