レビュー一覧

まだ1巻しか発行されていない為、星-1にしましたが、キャラクターの心情が丁寧に描かれていて面白かったです。Orangeの頃から、キャラクターの内面を描くのが上手いように感じていましたが、今回はそこがさらに繊細になり、深みを増しているように思います。コブクロは特に好きではないので、元になっている曲を知りませんが、曲を知らなくても楽しめます。2巻が発売されたら、また買うつもりです。

男子高校生たちの音楽をとおしての　アオハル（群青）ストーリーだと思います。

この作品を　高野先生がお描きになり始められた時、先生は　まだ　心身ともにお疲れになっていて、その上、気分が滅入るツイッターのリプライを貰っていらっしゃって、ほんとに大丈夫かなって思っていました。主人公二人の心の傷と先生の心の傷が重なって　私は　とっても　切なくて、つらい作品に見えます。だけど、きっと　最後まで　先生は　描き通して下さると思っています。それが　ゆっくりであったとしても　応援し続けます。

自分の好きな事が嫌いになって挫折して、それでもまたやりたいと思う事を見つけて向き合う、読んでいて登場人物を応援したいのと同時に少し羨ましい気持ちになりました。

作者さんが好きで購入。やっぱり裏切らないです。絵もきれいだし、キャラクターの個性もみんなすき。1冊一気読みして、最後は涙が出てました。2巻が楽しみです！！！

とにかく生きる力強さを感じる作品でした！オススメ！

良かったです。このまま完結でもこれはこれでアリかな。じんわりくる。音楽みたいに、ちょっと辛いことがあった時に一曲聴いて力貰うみたいな。光と桜に何があったのかはわからないままだから、光編・桜編と続きそうですが。一巻は太陽編として完結している感じ。とりあえずまだ一巻しか読んでいない感想ではありますが、「前を向く」という事への覚悟を少し貰えた気がします。あと“辛いことがあるから優しさに気づける”って良い言葉だと思いました。

コブクロの曲は知りませんが、本作品の丁寧な心理描写に惹かれました。また、男子高校生のキャラクター造形がとてもいいですね。リアルで、感情移入できました。ビジュアルもよかったです。

メインキャラの名前がコブクロの曲名になっているのが面白い。内容は青春でありながらも、これまでの高野苺先生の代表作と比べると大人向けかもしれません。1巻であることが表紙に記載されていますが、綺麗な形で一段落ついているので、この巻だけでも十分楽しめます。

作者さん伝いで来ました。やっぱりなんか、夢を追う感じが安定の良き感。