よくこんなクズ男を信用できたなーとは思います。ヒロインいいこです。

ラストまで読んでも、やっぱりヒーローの何処に惚れるのかわからない。最後意地悪な女性社員にビシッと言ってくれたのは良かったけど。そもそもなんであんな最低な恋愛観だったのかも描かれてないので謎。

作者さん買いです。この作者さんの作品にはモテモテで軽い遊びの恋愛を繰り返してきたヒーローがついに真剣に一人の女の子を溺愛する物語が多いように思いますが、過去の女性にヒロインが嫉妬するのと同じように、自分もモヤモヤして恋愛してるような気分になります。今回ははっきりとは過去の女性は出てきませんでしたが、過去を想像してしまって、またやられてしまいました。でもそれが好きでこの作者さんの作品読んでしまうので仕方ないですね。西ナナヲさんとこの作者さん、オフィスラブを読みたいなら私はオススメです。

はじめに漫画を読んだときはしっくりこなかったけれど、小説で読んでみたらしっくりいってよかったです。漫画では、両思いになった華がなかなか進まない理由も及川の気持ちもよくわからなかったけど、こちらを読んで納得できました！

女の敵のようなヒーローなのに、同期として付き合っていた真面目なヒロインが好きになる要素が見つけられなかった…。あまりない、設定でよかったんだけど、ちょっとだけ不完全燃焼。

ゲーム感覚で狙った子を落とすまでを楽しむ性質の悪い同期(ヒーロー)をフラれても好きで、いろいろあって付き合いだしてもずっとヒロインの不安やモヤモヤした気持ちが全面に出てて、読んでるこちらも終始重い気持ちになりました。私的にはドキドキする場面はあまりなかったように思えました。ヒーローが最後、嫌な女に放つ言葉は少しスッキリしました。

モテる男と寝たヒーローの葛藤もよかったが、やっぱり寝た男が、同期で、両思いとはよかった。両思いのあとの付き合いかたが、いろいろごっちゃなっていたから、あまり読んでないよ。

あらすじで期待してたのとはちょっと違いました。彼も彼女も、お互い相手をなんで好きになったのかあまり理解出来ませんでした。大崎くんとか花岡さんとか、脇もあまり魅力的な人はいませんでした。

泣かせた女は数知れず！な同期の銀行マンをヒロインはなかなか心の底から信用する事が出来ません。気持ちのすれ違いから始まりますがいい感じに落ち着きました。私はこの作家さんのストーリー、好きなものが多いようです。