レビュー一覧

　料理に集う人たちの中にある、人間ドラマが面白い。どこか「澪つくし料理帖｣を思わすような江戸の料理人噺。

３話まで読みました。　　いいお話ですね。ただ、武士と町人の身分差や女性と男性の差が現代風ですが・・恐らく武士と町人の差は今の私たちが考えられないほど開いていたのだと思うし、女性は男性に混じることなど殆ど出来なかったのではと思います。　　ヒロインの明るい逞しさがいいです。旦那さんを一途に思って懸命に婚家に尽くすところもいいです。　　板前さんはヒロインが好きなら手を出しちゃダメですよ。あんなに旦那さんのことを思ってるヒロインの気持ちを考えてあげなきゃ。　　色々おいしそうでした。上方の鰻が江戸で受け入れられないってホントかなぁ。関西人は自信をもって言う。関西の方が絶対においしい！　　江戸の頃にはおさかながあんなに水揚げされていたんですね。豊富な魚資源をダメにしてしまった近現代人。進歩というものをはき違えてしまったんでしょうね。今からでも出来ることはあるでしょうか。

江戸時代の料理人の物語が好きなので読んでみました。味はなかなか想像し難いけど、冷蔵庫などが存在していなかったぶん新鮮で今より美味しい素材を食べていたんだろうなと想像しながら読みました。

美味しそうな料理の数々と江戸時代の流通とか色々分かりつつ、人間模様も面白い。四巻にはちょっと驚かされました。

お料理が美味しそうで、絵も綺麗！読みやすく楽しく元気をもらえるお話でした。1話ずつ話が分かれているので、気分転換にちょうど良く、また読み返しもしやすい内容だと思います。へこたれずに前向きに頑張る主人公にも勇気づけられました。

食べることは生きることの基本だから、こんな良い作品を読むと元気が出ます。

江戸の飯テロだ。魚、特にお刺身が食べたくなってしまう。生きが良く美味しそうに描くテクニックが凄い。

冷蔵庫のない時代に真夏はどうしてたのか不思議です。おもしろかったです。

食べ物んp話大好きです。とはいえ、コレはあんまり美味しそうに思えないのが残念。

魚の特徴や調理方法などが書いてあって面白かったです