レビュー一覧

普通版で完結までレンタルしましたが、特装版10巻目にだけあるという書き下ろしを読みたいがために、こちらの10巻めのみを二重買いしました。信ちゃん父親問題の伏線回収が気になって。信ちゃん父親問題は何一つ納得のかけらは見つけられませんでした。ラストで出てくる父親問題が途中巻でまったく語られないことの説明のためと思われる書き下ろしですが、"なぜ語られないのか"のみの軽い匂わせのみで、なぜそんなことをしたのか、本当にしたのか？のことは何一つ語られず。父親問題にモヤる方はモヤったままでしょうし、そんなに気にならない、という方は書き下ろしも今さら、という感じだと思います。私は気になります。女性として、母親として。あんなに丁寧に、旧友の魂と向き合って来た様を描いておいて、それかよ、と。正直台無しだよ、と思う。 でもそれ以外は本当素晴らしいのです、この作品は！なぜ落語がこんなにも昔からいままでたくさんの人々を魅了してきたかが伝わってきます。男性の着物姿の色気も素晴らしい。父親問題で色々書いてしまいましたが、それだけを気にしてこれを読まないとしたら、損だと思います。

八雲と助六と与太郎の関係がいいなと思いました。まさか最後に八雲と助六の娘があんな関係になるとは予想外でした。

最終巻書き下ろしを読みたくて購入。そんなことは想像の範囲内…ということしか描かれていなくて、買わなくてよかったなと後悔しました。作品は好きですが、父親問題を描くならそんな生半可な描き方やめてほしいと思いました。評価下げて申し訳ないですが、同じ目的の方がいたら、注意してほしいなと思って。

久々に全巻買って読み、満足しました。実写テレビドラマを観て興味を持ち、アニメも全て観ましたが、それぞれ面白く飽きません。時代や人生、落語、男と女、緻密に計算され描かれていて、かつ想像を掻き立てる余白もあり、キャラが魅力的で、ちゃんとした文学作品を読んだような気分になりました。

小冊子の内容を知りたくて購入。なんとまぁ曖昧なモヤモヤしか残らない漫画なんだ？こんなオチなら買う必要無かった。通常版で良かった。と思いました。900ポイント捨てた感じでガッカリです。

アニメから入って漫画を読みました。数世代で描かれる群像劇、なかでも厳しい芸事を取り扱っていてヒューマンドラマであり、プロとして生きること、人と繋がり生きることの喜怒哀楽が洒落をきかせて描かれています。オススメ！

前からRenta！で知ってたけど、ドラマ化されてるのをみて読破しました。八雲という人の人生を描いて、凄く心に残る漫画でして。こういうお話を沢山読みたいなー

確かに見る人によってはBLっぽいと言われるのも分かりますが、個人的には大きな人間愛と呪いの話だと思います。そういう括りにこだわらなくとも、とても面白い。落語の勉強にもなるので一石二鳥！

この作品を生み出してくれた雲田はるこ先生に感謝です！落語の奥深さ、人間の業の深さに触れ、心がどうしようもなく動かされました。

雲田先生の作品は読んだことなかってのですが、この作品に出会えて良かった。複雑な運命の糸をたおやかに練り織られた作品です。鬼気迫るような落語家たちの息遣いまで聴こえてきます。何度も胸が苦しくなったり、熱くなりました。ありがとうございました。