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ボスと秘書の危険な関係
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2018-12-12
大人な感じの素敵なストーリーでした。秘書の事を手放してしまうのか最後までハラハラしましたが、ピアノが効果的に使われていて素敵なハッピーエンドでした。
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『愛を運ぶ遺言』シリーズの４作目です。このシリーズは１作目『キスより先は契約違反』と最終６作目『プレイボーイに首ったけ』を中山紗良先生、２作目『せつない恋の忘れかた』を星野正美先生がコミック化されています。今作は話自体は典型的なボスと秘書とのオフィスラブものですが、サブストーリーとして１作目の時からぎくしゃくしていた今作ヒーロー、ブレイクと異母妹エリカの関係の変化も大きな読み所になっています。特にヒーローがエリカを妹として受け入れることがヒロインの愛を受け入れることにも結びつく終盤の展開が凄く良かったです。あと表紙にも描かれているピアノがヒーローのトラウマの象徴としてもトラウマ解消の小道具としても本当に話の中で最後まで効果的に働いています。