レビュー一覧

所どころ突っ込みどころはありましたが(男女どちらにも恋愛感情を抱くことなく生きてきた佳月がどうやって自分がゲイだと自覚するに至ったのかとか、事故の後遺症で小1の記憶・知能に逆行してしまった孫(実際は高1)に店番とか接客させちゃって大丈夫なの？とか…)面白く読めました。ただ好きな気持ちを拗らせすぎた攻が、特殊な道具まで使って佳月を執拗に責めたのは必要だったのかなあ…(確かにエロかったですが) 商店街跡地から遺跡が出てきたり、長い事失われていた記憶が戻ってきたりと、全体的にちょっとご都合主義なエピソードが多かったので★は辛めで。

主人公が健気だけどここは商売第1ですよ。でも良かったです。

表紙を見て読みましたが、思ってたのとちょっと違って期待を裏切られた感がありました。

結構レビューの評価は良くないのですが、私は嫌いではないです。とにかく小さいときから大好き過ぎて拗らせちゃった攻めが、受けに自分を思い出して欲しくて、可愛さ余って憎さ100倍で攻めるけど愛も溢れているお話です。酷い扱いを受けても、受けもなんだかんだ攻めを憎めなくて、安心のハッピーエンドです。二人好きなキャラです。

電子書籍化が遅くて本を購入しました。店を守りたい佳月(受け)と子供の頃に一緒に過ごした自分を思い出してほしいために佳月を陥れる花菱(攻め)。兄弟設定に近い過去に恋愛をこじつけてそこまでねちっこいHで攻めこみますか？佳月は忘れてた自責で花菱を受け入れて最終的にはハッピーエンドだけど話しの流れに違和感が残ります。書籍ならちょつと絵が綺麗。発情、激愛、溺愛が好きなので何となく中途半端で星が減りました。

瑣末なことかもしれませんが、ストーリー内で一人称が変わるのって、あんまり気持ち良くない。主人公（受け）、最初は「僕」って言ってたのに、次からは「俺」ってなってて。その変化に必然性があるなら別だけど、このお話に関してはそういう訳ではないし…。とまあそんなツマラないことのせいで、ストーリーに入り込めませんでした。御免なさい…

ご都合主義、これにつきます。ありえなさすぎてドン引きします。