レビュー一覧

素晴らしい終わり方で本当にスッキリとした気持ちになりました。涙も止まりませんでした。読み続けてきてよかったです。

作者の世界観が好きです。ほのぼのとした絵なのに現実的な感じもします。おすすめです。個人的にはA君とくっついて欲しいです。

つかみどころのない話である。よく分からないが、なんだか読んでしまう。読めば読む度に感想もかわる。あっさりとした絵が小説の行間のように多くを語りかけてくる。雰囲気のある作品だな。。。と思っていたのが、ついに最終巻！一気に作者さんの想いが流れこんできました！！気になった方は是非1度最終巻まで呼んで頂きたい作品です。作者さんの亜紀書房のサイトあき地で連載中のエッセイを読むとさらに楽しめるかと思います。(同連載をまとめた単行本『ニューヨークで考え中』も発売されてます♪)

何たる良くできた物語……！！！ただ、非常に概念的なので読者を選ぶかもしれません。はちクロと同様、芸術の世界を目指したことがある人でなければ（本当の意味では）理解できない感覚も残ると思います。最終巻の読後感は、初見は切なく、二巡目で肚落ち（納得）する感じです。また、舞台である阿佐ヶ谷の「街の空気」がとても良く出ています。昔住んでいたことがあるのですが、シンプルな絵柄なのに強烈なリアリティが立ち上ります。

これはとにかくお勧めです。ぜひぜひ読んで。

見つめ合うよりも、同じ方向を見ていくことが、一緒に暮らすには何より大切。A子さんが、A太郎くんに背中を押されて、出した結論がこれ。捨てたくても付いて回ったコートは、2人のこれまでの関係性を象徴しているのでしょう。何かを手に入れるためには何かを捨てることが必要。随分時間がかかったけれど、2人に納得のいく結論が出せて良かった。

A子さんの恋人、本当に面白いです。「周りにわざわざ教えてやる気は無いけれど、すごく魅力的で目が離せない。」普通に見えて実はどこか普通でないA子さん、私もA太郎やA君のようにあなたに惹かれてやみません。最終巻を手にしたとき、A子さんは誰を選ぶのか知りたいけど知らずにいたいでも知りたい、としばらく開くことができませんでした。この漫画には様々なキャラクターがでてきます。中には自分と重ね合わせてしまうほど似ているキャラがいたり、このキャラのこの部分はすごく共感できるということもあると思います。そして目を逸らしていた自分の弱点をズバッとつかれてしまうこともあるかもしれません。実際今までにうっすらと自覚しながらも他人には指摘されてこなかった自分の弱さがこの漫画の中で言語化されて私はとても動揺しましたが、立ち直るキャラクターを見て、私も自分を見つめ直して頑張る伸びました伸びました。A子さんの恋人はキュンとくる恋愛シーンや考えさせられるシーン、クスッと笑える掛け合いなど見所がたくさんなので是非読んで欲しいです！

この作品にあえて良かった。すごい漫画だった。最高。

読みやすくて共感できます！癒やされますが、切なさもあり続き読みたい！

物語に出てくる漫画の話とリンクしていて、読んでて不思議な気持ちになりました。